2021年社労士試験から約1か月が経過しました。
各予備校の合格予想も出そろい、ある程度のご自身の合否の予測がついているころかもしれません。
社労士試験の合格発表日は、2021年10月29日(金)
合格発表までどのように過ごせばイイのか?
自身の経験を元に解説してみます。
2021年合格発表までの過ごし方
合格発表まで勉強を続けた方がイイのか?
2021年社労士試験の合格予想はコチラになります。
選択式 25点(ただし労務管理その他労働に関する一般常識は2点以上)
択一式 45点
まず現時点で以下の得点範囲で且つ、来年も受験を予定している方は、今すぐ勉強を再開すべきです。
選択式 20点以下
択一式 35点以下
特に択一式試験で30点台の前半という方は、イチから学習をやり直すことをおススメします。
その理由は、択一式で30点台前半ということは、内容の理解が進んでいない可能性が高いからです。
社労士試験は科目数も多く、さらにその科目自体が複雑に絡み合う試験です。
各科目をキッチリと整理して理解していないと、択一式で40点台後半の高得点を取ることは難しくなります。
近年、択一式試験の合格ラインは45点近辺になっていますので、択一式で確実に高得点を取れる実力がないと合格は困難です。
ですので、このラインの方々は今から1年かけて基礎からじっくりとやり直しましょう。
では、合格ラインぎりぎりの方々はどうすればいいのか?
そんな方々は・・・
合格発表までゆっくりと休んでください。
例えばこんな方々です。
- 選択式で労一だけ2点で他は合格ラインに達している
- 選択式で労一以外の科目で2点を取ってしまったが他は合格ラインに達している
- 択一式は問題ないけど選択式は合格ラインぎりぎり
この方々に共通しているのは・・・
択一式試験は合格ラインに達している
ということです。
社労士試験は、択一式がメインの試験です。
選択式試験は残念ながら運の要素も含む試験ですので、対策が難しい試験形式なのです。
ですので択一式試験で合格ラインが取れている!ということは、合格する実力は十分に備わっているということですので、今から無理して勉強を再開する意味がありません。
社労士試験は、基礎をキッチリと理解して、あとは細かい情報を以下に確実に暗記するか?が問われる試験です。
基礎が出来ている人は、もし不合格になっても来年気合を入れなおせば合格の可能性はかなり高い位置にいます。
今無理して勉強してしまうと来年の踏ん張りどころでダッシュが効かなくなりますので、今は天命を待ちゆっくり過ごすべきです。
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