2020年社労士試験からあっという間に一週間が経過しました。
受験した皆様、本当にお疲れ様でした。
試験問題がアップされましたので、実際に選択式試験を解きながら解説してみます。
2020社労士試験選択式
労働基準法・安衛法
1問目Aの穴は労働基準法の寄宿舎に関する問題です。
出題頻度が低く忘れた頃に出題される個所でさらに数字の記憶力が必要な問題。
ですが、労基法は14日が多いので⑬を選べたのではないでしょうか?
BとCはもはや労基法選択肢のお約束となっている最高裁判例からの出題。
Bの穴はもはや国語の問題ですね。
~の程度となっていますので時間とか拘束とかかな?と解答群を見ていけば⑯が正解。記憶してなくても想像力で獲れる問題です。
ただCはちょっと難しいかもしれませんね。なかなか⑳を選ぶのは厳しい気がします。
安衛法のDとEは近年まれにみる簡単さのように感じます。
覚えさえいれば簡単に取れるはずです。
目標点:4点
労働者災害補償保険法
労災は今年はかなり簡単に感じました。
通勤災害に関する問題ですが、この問題が解答できないようじゃ択一式は解けない気がします。
Aは解答群を見なくてもソラでいえる⑧合理的。
Bも⑯転任しか当てはまらないですし、CとDにいたっては、労災を勉強したことない人でも想像で入るんじゃないでしょうか?
Eも迷うことなく③の18。
労災は結構高得点になったんじゃないでしょうか?
目標点:4点
雇用保険法
AとBは雇用保険の適用の問題。
どちらも社労士試験受験生なら常識の選択肢でしたね。
Aは一週間20時間以上なので⑨、Bは31日以上なので⑯
CとDは雇用保険被保険者の届け出の問題ですが、ここも常識と言ってイイでしょう。
Eも季節的に4か月なので②
雇用保険は満点を狙える問題でした。
目標点:5点
労務管理その他の労働に関する一般常識
これはすべて調査名からの出題でかなりの難問ですね。
Aは年齢別の離職率なので雇用動向調査を選べたかもしれません。
BとCは正直厳しいですよね。
Dは15歳以上の人口の就業形態だからなんとか労働力調査が思いつくかもしれません。
Eは就業構造基本調査だそうです。ここは厳しすぎる。
目標点:2点
まとめ
ここ数年、労基法は最高裁判例、雇用保険は数字、労働一般常識が難しいという傾向が続いています。
また今年の選択式は労一がポイントになりそうです。
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