日々の業務で忙しいサラリーマンが、難関資格に合格するのは並大抵の努力じゃありません。
深夜まで起きて勉強するか?
早朝に起きて勉強するか?
通勤電車を利用して勉強するか?
いずれにしろ相当な覚悟が必要になってきます。
サラリーマンが資格を取るために最も必要なことは、捨てる勇気を持つことです。
会社員が資格を取るために必要なこと
星野リゾートの教え
日本国内を中心にホテルなどを運営している星野リゾート。
集客できずさびれてしまったホテルを蘇らせる経営手腕で話題になりましたが、その星野リゾートの経営方針の中に「やらないことを決める」という方針があるそうです。
経営というと今メインの売り上げを上げている事業のほかに、新たな事業を見つけようと常に新しい何かを探してしまうものですが、星野リゾートではあえてコレだけはやらないと捨てる勇気を持つことの重要さを説いています。
星野リゾートは、ホテルの所有は捨て運営だけで勝負する経営方針で会社を成長させています。
これは経営だけじゃなく、サラリーマンにも役に立つ考え方です。
会社勤めで忙しい、でも難しい資格を取りたいと思うのなら「やらないことを決める」。
まずはここから始めてみるといいでしょう。
筆者も忙しいシステムエンジニアという仕事の傍ら社労士資格に挑戦しましたが、本気で合格しようと決めたその年は「友人との交流」をすべて排除することを決意しました。
いざ、新しい何かを始めようとする時、実は最も足を引っ張るのは友人関係です。
ちょっと飲みに行こうよ!
ちょっと遊びに行こうよ!
たまにはゴルフでも行こうよ!
こんな誘いに乗っていては試験勉強なんて捗るワケがありません。
友人との交流を捨てようと思ったその時から、夜の社用で仕方ない飲み会は以外はすべて断り、いつもなら当たり前のように流れていた二次会もすべて拒否。
当時趣味だった釣りなどもすべて拒否。
友人との交流を捨てただけでこんなにも時間が出来るんだ!と実感することが出来ました。
ホンキでやる気になったのなら何か1つ捨てる勇気を持ちましょう。
テレビでもいい、ゲームでもいい、Youtubeでもいい、Twitterでもいい、友達付き合いでもいい。
やらない勇気を持ってください。
ちなみに友人との交流なんて、1年や2年してなくてもすぐに戻るのでご安心を。
サラリーマンでも難関資格に合格できる
サラリーマンでも難関資格に合格できます。
以下の円グラフをご覧ください。
社労士試験の合格者の6割は会社員なのです。
専業主婦とか、フリーターとか、無職の人とか勉強時間が多くて羨ましいと感じるかもしれませんが、資格に強いのは圧倒的にサラリーマンなのです。
もちろん受験者の比率が多いのも会社員なのでしょうが、それでもみんな働きながら勉強して合格を掴み取ることが出来ています。
忙しいから勉強できない。
今大変だからちょっと落ち着いてから。
職場が遠いから勉強できない。
これ全部言い訳でしかありません。
本気になればどんなに忙しいサラリーマンでも勉強する時間くらいは取れるはずなのです。
そのためにも何かを捨てる勇気を持ってください。
それさえできれば勉強時間は格段に広がるはずですので。