積極的に自己啓発に励み資格を取得してきた40代。
一方、与えられた仕事はキッチリこなすけど、勉強とか自己啓発とかは全然しない40代。
両極端なタイプですが、この人たちが将来転職を考えたとき市場価値はどのようになるのでしょうか?
資格の格差
資格を取らない39歳
普通自動車以外の免許は持っていない39歳のAさんは、15年以上の経験を持つシステムエンジニア。
40代を目前にし、上司からそろそろマネジメント側に行かないと給料上がらないぞ!
と日々発破をかけられるがそんなものどこ吹く風。
勉強とか資格とか面倒くさいものは大嫌い。
日々楽しければいいじゃん!と与えられた仕事だけをして生きてきた。
しかし、いい加減自分の収入に嫌気がさし、転職を考えるようになり転職サイトへ登録。
Aさんは15年以上の経験を持つシステムエンジニアですから、オファーは次々とやってくる。
こりゃ転職するしかない。
こんな会社見切ってやるぜ!
と意気揚々と面接に臨むが・・・
そこには現実が待っている。
Aさんに提示される条件は、今の会社とほぼ同額。
ちょっと上積みしてくれる会社もあるっちゃあるが、会社の賃金テーブルからすると現時点ではこれが限界。
これ以上上げたいのなら実績を上げて管理職になるしかない。
え??
やっぱり転職しても管理職目指さないとイケないの?
現場でずっとやっていきたいのに、管理職とかやりたくないのに。
結局よい転職先が見つからないAさんは、今の会社でうずもれてしまっている。
資格を取る45歳
積極的に資格を取ってきたBさん。
Bさんは、今の会社の方針や方向性・将来性に疑問を感じ45歳という年齢にも関わらず転職を決意。
40歳を過ぎるとオファーは少なくなるが、業界の経験も豊富、管理職としての経験もある、そして何より資格をキッチリ取っている。
当然ながらBさんは、転職市場で引く手あまた。
次から次へとオファーが入り、スケジュールはすべて面接で埋まっていった。
内定も次々と出され、見事1割以上アップの年収を勝ち取り新しい道を切り開いていった。
Bさんは、若いころ今資格を取っておかないと後々絶対に後悔すると強い意志を持ち、勉強を続けていたそうです。
資格は若いうちに取っておくべきです
資格を取らないAさんと資格を取るBさん。
これまだ40代だからいいんですが、50代になったらもう終了です。
50代で管理職経験もない、資格を一つも持っていない!
となれば、今所属している会社に骨を埋めるしかありません。
50代になると各社役職定年という武器をかざしてオジサンたちの収入を引き下げる工作を始めます。
こうなったらもう逃げ道はありません。
若いうちに資格を取ってこなかった報いは、将来必ず歪(ひずみ)となって降りかかってきます。
資格は取れるのなら若いうちに取っておいた方がイイ。
30代、40代までが資格取得のピークです。
この年代を過ぎると資格を取るなんて途方もない話になってきちゃうのです。
50代になってから気付いても後の祭り。
若いうちに資格を取って周り差をつけておくべきなのです。
資格なんて面倒くさい?なんて思っていてホントにいいんですか?
資格取らないとマジで後悔しますよ!