会社に入ると理不尽な仕事が振ってくることがあります。
そんな時、ついついこんな感情を持ってしまうこともあるでしょう。
「コレ私がやらなきゃイケないんですか?」
「この仕事私じゃなきゃダメですか?」
「こんな仕事他の人にやらせればいいんじゃないですか?」
こんな言葉を上司に投げつけたい気持ちも理解できますが、実際の現場ではこんなことを上司に聞いてはイケません。
その仕事に意味があるのか?
この仕事意味あるんですか?
その仕事に何の意味があるんですか?
そもそも今やらせている仕事の意味が分かっているんですか?
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190103-00010000-binsiderl-bus_all&p=1
あまりにも意味のない仕事、あまりにも意味のない指示に腹が立つことはあるでしょう。
真夏のクソ暑い中、スーツ着用を義務付けたり、社長が風水や占いにハマっていて会社のレイアウトを換えさせられたり、懇親会という名の飲み会に無理やり参加させられたり、忘年会の余興の準備をさせられたり・・・
ハッキリ言って意味ないじゃん!
と感じる仕事のようで仕事ではない、本業とは関係のない業務をさせられることは、会社員なら少なからずあるはずです。
意味がないと感じる仕事はやりたくない。
その気持ちはわかりますが、そんな仕事でもやらなきゃイケない、そんな仕事でもやるのがサラリーマンの仕事と割り切るべきなのです。
意味のない仕事もサラリーマンの仕事
派遣社員であれば、原則派遣契約で定められた業務以外は遂行する義務はありません。
システム開発とそれに準ずる業務と契約しているのであれば、オフィスの移転や引っ越し業務に駆り出されることはありません。
ですが、日本の一般的なサラリーマンの場合は、特殊な契約でも結んでいない限り、本業務に付随する業務も仕事のうちと考えられます。
また、入社時の雇用契約書には「業務を変更する場合がある」という記載がある企業が大半ですので、営業から総務に配置転換されることも受け入れるべきでしょう。
つまりは、サラリーマンという仕事は、ある意味何でもやらなきゃイケないんです。
営業という仕事であれば、仕事を取ってくるだけが仕事ではありません。
- 見積もり・請求業務
- 挨拶回り
- 新規開拓
- お客様との交流をより深めるための接待
- 小さい会社であれば売掛金回収
- クレーム処理
営業という業務の中に、数多くの仕事が内包されているのです。
私は仕事を取ってきた!会社に売り上げを上げてきたらそれ以外はやりません!では困ってしまいます。
仕事を取ってきたのは素晴らしいが、それ以外の業務も含めてやってもらってようやく一人前、残念ながらそれがサラリーマンというものなのです。
コレ私の仕事ですか?
なんて質問返しをしたいのであれば、サラリーマンを辞めて独立すべきです。
そもそも普段から意味のある仕事しかしてませんか?
仕事中ちょっと気を抜いてネットニュースを見ることはありませんか?
仕事中にちょっとタバコ休憩をすることはありませんか?
すべて売り上げにつながる貴重な仕事しかしてませんか?
そんなことは無いはずです。
普段からやっている仕事の中にも、意味のない仕事も含まれている。
意味のある重要な仕事と、さほど意味のない仕事、それらすべて含まれているのがサラリーマンの仕事です。
サラリーマンは、無意味と思われる仕事でも柔軟にこなすこと。
そう思って仕事をしないと、どこかで緊張の糸が切れてやる気をすべて喪失してしまいます。
これ私の仕事ですか?と思ったら、とりあえず大きく深呼吸をしてみましょう。
これも給料のうち!と割り切って受け入れる心を持ってみてはいかがでしょうか?