IT業界は元も人手不足の業界でしたが、今はさらに深刻化し、まさに空前の人手不足となっています。
かなり大手のIT会社で働いている知人が何人もいますが、そろって言うセリフがこれです。
「ねぇ、いい人いない?」
少子化で労働力不足に加え、右肩上がりで伸び続けるIT業界は当然人材難になって当たり前。
ですので、今の時代はITのエンジニアならフリーランスでも成功しやすい時代になっています。
実際にフリーで収入が数百万円上がったというエンジニアも多数周りにいますからね。
ですが、いきなりフリーランスになるよりも、まずはIT業界に就職した方がイイです。
なぜ就職した方がいいのか?
その理由をご紹介します。
将来フリーランスエンジニアになりたいのなら
IT業界は未経験でも正社員になれる
IT業界と聞くと一時期ならライブドア、今の時代ならサイバーエージェントとか楽天とかAmazonとかGoogleをイメージする人は多いでしょう。
ですが、IT業界の大半は派遣とかSES契約のような、スキルのある人材を紹介する人材サービス会社なのです。
なのでIT業界の多くの会社は、人を雇って人材を提供しないと売り上げにならないのです。
そのため、とにもかくにも人が欲しい。
一昔前は、経験のあるエンジニアでないと提案できなかったのですが、今はとにかく若くて健康なら誰でもいいw
素直でやる気があるのならこちらで育てるから。
という末期的状況なのです。
だから業界未経験者でもガンガン採用してくれる時代です。
ちなみに転職サイトenジャパンで未経験で検索するとすぐにこうやってヒットします。
業界未経験者でも全然問題なく正社員として採用してくれるのがIT業界。
もちろん全くの未経験の場合、年齢的には35歳くらいまでが限界かもしれませんが、これだけ積極的に未経験者を採用してくれる業界はありません。
お金をもらいながらスキルを身につけられる
IT業界に就職すればお金をもらいながらスキルを身に着けることが出来ます。
やっぱり自宅で勉強しているのと実務では雲泥の差があります。
いきなりフリーランスで仕事を受けるにもある程度のノウハウは大事です。
ですが就職してしまえば、数年間お金をもらいながら実務経験を積むことが出来るんです。
こんな夢のような環境はなかなかありませんよね。
中には、全くの未経験者を雇って社内で研修を積んでくれる会社もあります。
ですが、個人的には社内の研修制度で経験を積むというのはあまりおススメしません。
その理由はこちらに書きましたので興味があれば読んでみてください。
フリーランスを目指すのなら一度就職して経験値を積んでからでも十分です。
お客をつかむことが出来る
フリーランスでやっていくためには、自分の能力を買ってくれるお客様が必要です。
フリーになりました!
といってある日いきなり仕事が降ってくるなんてことはありません。
自分で営業するなり、クラウドワークスのようなサービスを使うなり、知人を頼るなりしなければ仕事は舞い込んできません。
それがサラリーマンとしてシステムエンジニアをやっていれば、多くのお客様と出会うことが出来ます。
しかも、これも給料をもらいながら優良な顧客を掴むことが出来るのです。
フリーランスになったら、一番大事なのは信用です。
サラリーマンのうちから信用を掴んでおけば、独立後スムーズに仕事を受けることができるはずです。
サラリーマンという立場を利用して、出来るだけ自分の顔と腕を売っておきましょう。
まとめ
サラリーマンはイヤだ!
縛られたくない!
自由に生きていきたい!
そんな気持ちは痛いほどわかりますが、まずは自分の価値を高めてからフリーになった方が成功確率は格段に高くなるはずです。
システムエンジニアであれば、サラリーマンとして仕事をしている時も決して無駄な時間ではありません。
むしろ、上述したようにフリーになるためのお得な要素が山ほど詰まっているのです。
フリーになりたいのならまずはシステムエンジニアとして就職することです。
これが一番の近道なんじゃないでしょうか?