小学生の子供をどの分野に導けばいいのか?
親なら誰しも悩むものです。
子供が進みたい道を進ませればいいのか?
子供がやりたいことをやらせるべきなのか?
子供がやる気になるまで待てばいいのか?
もし、自分の子供をこんな道に進ませたい!という確固たる目標があるのなら悩むことはありません。
小学生くらいの子供を導くのは間違いなく親の教育です。
子供を導くのは親
厳しい親と甘い親
先日行われた女子プロゴルフツアーマンシングウェアレディース東海クラシックで、見事プロ初優勝したプロゴルファーの香妻琴乃(こうづまことの)さん。
数年前から美人女子プロゴルファーとして人気だった彼女ですが、優勝にはなかなか縁がなかった。
ここ数年は調子を落とし、昨年はシード権を失うなど精彩を欠いてしまいます。
一時はゴルフをすることすらイヤになるほど落ち込んだ時期もあったそうですが、そのスランプを乗り越え見事に初優勝。
そんな香妻さんですが、幼少期は横峯さくらさんのお父さん、元参議院議員の横峯良郎さんが運営している「めだかクラブ」というプロゴルファー養成所の出身なんだそうです。
めだかクラブは、横峯良郎さんが金銭的に恵まれない家庭でもゴルフが学べるように!という思いで設立した養成所ですが、香妻さんは他の子供達が休んでいる時でも練習に通い腕を磨いていたそうです。
横峯良郎さんは彼女がプロとして成功したのは、親が厳しく教育したから。
だから彼女は練習をサボらなかった。
と語っています。
香妻さんだけではありません。
今一流になっている選手だって、多くは幼少時代から親が厳しく教育してきた人なのです。
リオオリンピックがまさにそれを証明しました。
卓球でメダルを取った男子の水谷選手、女子の石川佳純選手、福原愛選手、伊藤美誠選手。
みんな親が幼少期からスパルタで育て上げた選手たちなのです。
子供をこんな道に導きたいと思うのなら迷うことはないんです。
厳しく教育しないと子供はサボる一方なのです。
子供は自分で決められない
多くの子供は自分で自分の将来なんて決められません。
どんな大学に行きたいか?
どんな職業に就きたいのか?
将来どんな人間になりたいのか?
そんなもの決められないから、親が言っていることに従うしかないんです。
東京大学の理Ⅲに男の子3人、女の子1人パーフェクトで合格させた佐藤ママこと佐藤亮子さんも自身の書籍の中で、子供を導いてあげるのは親の役目と語っています。
親が導くことは悪いことではないのです。
才能がないのなら
自分の子供にスポーツの才能がない、芸能の才能がないとわかったら、残る道は勉強しかありません。
もちろん受験勉強をして一流大学に入ることだけが幸せではありません。
スポーツできなきゃ大学というのは一種の思考停止でしょう。
ですが、もし子供が将来の夢を決めきれてないのであれば、親が勉強に子供を導くことは決して悪ではありません。
前述の佐藤ママも勉強する子供を見て可哀そうだなんて一度も思わなかったそうです。
それよりむしろ、勉強させないことで希望の大学にイケない事の方が可哀そう。
そう自分に言い聞かせ、子供に勉強をさせ続けたんだそうです。
子供を厳しく育て、そして塾に通わせ勉強させる。
これは親のエゴではなく、子供のためを思った親の一番の愛情なのかもしれません。
子供の進む道に迷ったら、親がしっかりと導線を引いてあげていいんです。