社会保険労務士ってすっごい難しい資格なんですよね?
私にはゼッタイ無理です。
という話を耳にすることがよくあるんですが・・・
正直取得が不可能な無理な資格なんてありません。
自分の可能性を自分で決め付けるのは非常にもったいないことです。
そもそも合格率なんかで取得する資格を判断してはイケません。
その理由とは?
合格率で資格を判断してはイケない理由
合格率なんて信用できない
これが昨年までの合格者数と合格率の推移です。
平成27年は過去最低の2.6%。
ここ数年は5%台の合格率推移しています。
確かにこれだけ見ると難関資格のように感じますが、そもそも資格試験の合格率なんてアテになりません。
その理由はこちらをご覧ください。
一応補足しておくと、中学校受験や高校受験では、合格率という言葉より倍率という言葉がよくつかわれます。
あの学校は倍率5倍だったとか。
5倍の倍率というのは、合格者100人だったとしたら500人がこの学校を志望したということ。
合格率に直せば25%です。
一方、資格試験は合格率で表現されます。
社会保険労務士試験であれば、ここ数年の合格率は5%前後。
前述の100人受けても5人くらいしか受からない。
そんなの私には無理・・・
となってしまうのかもしれませんが、正直中学受験や高校受験の倍率5倍、合格率25%の方が断然厳しいはずです。
それは中学受験や高校受験は、それなりに準備をしてきたレベルの高い人たちの争いだから。
資格試験の場合、成行で受ける人とか、ひやかし半分で受ける人とか、まったく勉強してない人とか、一夜漬けの人とか、多くの属性が含まれての合格率なんです。
だから合格率なんて言葉に惑わされて取得する資格を制限してはイケないんです。
受験資格
ただし受験資格を満たしていないと取りたい資格でもそもそもスタートラインに立てません。
社労士の受験資格に関してはこちらをご参照下さい。
とはいえ、仮に社労士の受験資格がないから無理と決めつけるのもダメです。
受験資格がないのなら受験資格を満たすために動けばいいんです。
中には社労士の受験資格を得るために行政書士の資格に合格した!という強者もいますので。
無理と決めつけない
そして資格試験に挑戦する以上無理という言葉を使ってはいけません。
無理というのは自分で限界を決めているだけ。
自ら可能性を狭める行為です。
ぶっちゃけ社労士試験なんて真剣に勉強すれば誰でも合格できる資格です。
才能とか基礎知識とかいりません。
学生時代法律の学部じゃなかった、しかも本職はIT系のシステムエンジニアだったという私でも合格することが出来ました。
仲間の社労士だってみんな学生時代は普通の学部に行っていた人たちばかり。
社労士の集まりに顔を出すと、ご高齢の普通のおじいちゃんばかりですw
そんな人たちも社労士試験を突破しているのです。
無理という言葉を使ってしまうと自分がやりたいことの範囲が狭まり、自分の将来をスポイルしてしまう危険があります。
やる前から無理な資格なんてありません。
本気で挑戦する前に諦めるからすべての資格が手に入らないんです。
資格を手にするためには、挑戦しなければ前に進むことはできません。
資格試験に合格したのなら無理という言葉は封印してしまいましょう。