2018年社労士試験の選択式試験は、それほど簡単ではありませんでした。
一般常識と年金系は特に難しく、合格ラインは25点前後になると予想されます。
今年はこの科目が特に難しいという感じではなく、ちょっと難しいという科目が複数科目ありました。
てことは、平均点がならされて救済科目が出ないなんてことがあるんじゃないか?
社労士の選択式試験
救済科目は無いのか?
まさかの救済科目なし?という状況は2018年社労士試験の選択式であり得るのか?
安心してください。
選択式試験は救済科目が無い年の方が珍しい。
というよりもほぼ毎年救済科目はあるんです。
こちらの結果を見れば一目瞭然。
救済科目が無かったのは平成19年と平成12年。
合格点の28点というのを見ればわかる通りどちらも難易度が低かった年です。
それ以外の年は救済科目が無いなんてことがない。
ですので、2018年も救済科目がないなんてことはまず考えられません!
もちろん100%ではありませんが、今年の試験の難易度と過去の実績から考えればまず確実に救済科目はあると考えてイイでしょう。
選択式は救済ありきで考えていいのか?
それじゃ選択式試験は、そもそも合格基準点を下回る科目補正、いわゆる救済ありき!で考えていいのでしょうか?!
試験を受け、合格発表が出る前から救済を考慮して試験を受ける。
これは賛否両論あるかもしれませんが、私としては有りだと考えています。
というのもこれは試験を攻略するための戦略の一つです。
私が合格した平成22年は、結果をご覧の通り国民年金が1点救済された年でした。
年金額の物価に伴う特例水準の問題で、5つの選択肢のうち4つが数字。
しかも法令からの出題ではなく記憶していくのは相当困難な問題でした。
私はこの問題を見た途端「国民年金は2点勝負!」と判断しました。
これだけの難易度なら絶対にみんな3点取れる訳がない。
自分だけがわからない訳じゃない。
この問題は絶対みんな高得点は取れないはず。
だから焦るな!
2点でイイ!
2点確実に取れるように最後の最後まで正解を探そう!
と自分に言い聞かせ、狙い通り2点を取ることに成功しました。
あまりにも難しい問題だ!と解答中に判断が出来たのであれば、あえて3点を狙わないという戦略を取ってもイイでしょう。
過去20年近くの実績で、2回しか救済がなかった年は無いんですから、救済を考慮に入れて組み立てていってもイイのです。
さて今年の選択式救済科目はどうなるのでしょうか?