2018年社労士試験選択式を解いてみましたがやはり今年も難易度が高かったのが労働一般常識。
選択式だけでなく択一式もかなり難易度が高かった。
なぜここまで労働一般常識だけ難易度を上げるのか?
ちょっと不思議なくらい難しい問題が出題されます。
さて今年の選択式試験では、労働一般常識は救済科目になるのでしょうか?
労働一般常識は?
労働一般常識は救済されない?
労働一般常識は救済されにくい?
確かに以前はなぜか選択式試験の労働一般常識だけが救済されにくい科目でした。
平成12年から平成29年までの試験結果を見ても確かに救済科目になった回数は労一が一番少ない。
でも問題が簡単なのでは?
全くそんなことはないんです。
平成19年や平成21年、平成23年と難易度が高く平均点が低かったにも拘わらず救済がかかりませんでした。
なぜか労一だけが極端に救済科目になり難い科目だったのです。
ですが、そんな傾向も一昔前の話。
こちらを見れば分かりますが、近年は労一もキッチリと救済科目になっています。
ですので、労働一般常識だけが救済科目になり難いというのは一昔前の話と考えてもいいかもしれません。
今年の労一は?
それでは今年の労働一般常識はどうなのか?
ハッキリ言って難易度はかなり高めです。
普通に勉強してきた受験生が確実に取れそうな穴はCくらい。
それ以外の穴は下手すりゃ全滅ということもあるくらいです。
ですので現時点で考えればかなり救済科目になる確率は高いとみています。
まだ各資格学校の点数も出そろっていませんので、データ的な裏打ちはありませんが、難しかったのは事実です。
ただ選択式の怖いのは、一般的に難しい科目の平均点が低いとは限らないということ。
社労士試験はマークシート式の試験方式のためこのようなことが起こるのかもしれませんが、結局のところ最後の発表を見るまでは誰にも分らないという事です。