2018年第50回社会保険労務士試験まであと少し。
世間はお盆休みの真っただ中ですが、社労士受験生にとってはまさに今追い込みの時期。
朝起きて勉強している人は、新聞よりも早く起きていることでしょう。
夜遅くまで勉強している人は、日付が変わるまで勉強しているのでしょう。
皆さん頑張っているはずです!
ですが、今自分を褒めてはイケません。
頑張っている自分を褒める人は、おそらく良い結果が出ないでしょう。
自分を褒める人
自分で自分を褒めてあげたい
「初めて自分で自分を褒めたいと思います」
これはアトランタオリンピックの女子マラソンで、日本の有森裕子選手が銅メダルを取った時の名言です。
有森さんと言えば、オリンピック代表の選考で当時松野明美さんと最後の最後までもめにもめめ、オリンピックで結果を出した選手です。
世間からバッシングやありもしない言葉を投げかけられ、苦しい思いをしたこともあったでしょう。
そんなうっぷんを振り払いつかみ取った銅メダル。
その銅メダルを取った後に初めて自分を褒めたいと思ったんだそうです。
女性のアスリートというのは、相当な苦悩があるはずです。
特にマラソンのような過酷なスポーツは、女性という事を忘れるほど打ち込まなければとてもメダルには届かない。
数年間ストイックに追い込み、やっとの思いでメダルにたどり着く。
その苦悩は一般人にははかり知れません。
その彼女が自分を褒める。
しかも結果を出して。
それは当然ながら素晴らしいことです。
ですが、たかが社労士試験の勉強を頑張った!
寝る間も惜しんで頑張った!
その程度で自分を褒めてる場合じゃありません。
甘えを許さない
結果を出せる人
スポーツで成功する人
一流大学に合格する人
資格に受かる人
ダイエットに成功する人
総じてみんな自分に甘くありません。
今日頑張ったから明日は休んでもイイや・・
という甘えを持つ人は絶対に結果を勝ち取ることが出来ません。
ダイエットなんてみんな失敗するんです。
90%の人は失敗するんです。
なぜ失敗するのか?
明日から頑張ればイイや。
今日は一杯やったから明日は休もう。
と常に自分を甘やかしてしまうからです。
資格試験も同じです。
合格率数パーセントの狭き門をくぐり抜ける人は、相当に自分を追い込んでいる人なのです。
今追い込まなくていつ追い込めばいい?
自分を褒めるのなんてもっと先。
合格した時、初めて自分を褒めればイイんです。
経過に満足してはイケません。
満足できるのは結果が出た時のみなのです。