各学校の模擬試験真っ最中。
そろそろ自分の立ち位置は理解できているでしょう。
模擬試験の結果が悪かったからといって気にする必要はありません。
まだまだ巻き返しは十分可能。
現時点である程度の高得点が取れる実力があるという人は、ここから不安に感じるのが選択式試験です。
選択式はどうしても運の要素が絡む試験方式。
択一式で高得点を取っているのに、選択式の一問で涙を飲んだ受験生は山ほどいます。
そんな選択式試験の解答方法をお伝えします。
選択式試験の解答法
選択式試験に攻略法はない
まず選択式試験の攻略法なんてない!ということは試験に臨む人は理解してほしい。
よく数多くの問題を解いておけば同じような問題、もしくは全く同じ問題が出題される可能性がある。
だから模擬試験は、いっぱい受験しておいた方がいいという意見もありますが、そんなこと一切あり得ません。
選択式試験の出題範囲は膨大です。
出題範囲なんてハッキリ言って無限にありますので、同じような問題が出題される確率の方が圧倒的に低い。
しかも仮に同じような問題が出たとします。
例えば目的条文。
ですが、昨年の試験を見ても分かる通り目的条文からの出題でも、穴あけの個所が違うだけで全く別の問題のようになるものです。
だから問題を数多く解いたところで選択式試験の対策にはなり得ません。
さらに近年、労働基準法ではほぼ毎年最高裁判所判例からの出題があります。
こんなものすべて覚えられるワケがありません。
みんな知らない問題が出題されるそれが選択式試験。
記憶と知識だけではどうにもならない。
問題から解答を推測して答えを導き出す能力も必要な試験なのです。
選択式試験の解き方
選択式試験の攻略法とまではいきませんが、テクニックというものは存在します。
こちらの記事で解説しています(攻略法と言ってますが攻略法ではありませんw)。
テクニックに関しては記事をご覧ください。
選択式試験の攻略法をあえて言えばあきらめないことです。
問題を隅から隅まで読み込んで、選択肢をグルーピングしてどれが最も正解に近いか?解答を絞り出し、導き出すのです。
そのため、ある程度得点が取れるようになっている人は、択一式よりも選択式の方が時間が足りなくなってくるものです。
選択式の試験時間は1時間30分ですが、記憶だけでは解けない問題ばかりの年はホント試験時間が足りなくなります。
最後の最後、残りの1分まであきらめないで解答を探していく。
そんな試験が選択式試験です。
諦めない気持ちがあれば、選択式試験はそれほど恐れるものではありません。