難関国家を取得することで様々な権利を獲得することができます。
独立開業、就職・転職、収入増、昇進など。
さらに資格を取得するとそれ以外のちょっとした副賞のようなものが貰えます。
ここでは、そんな副賞的メリットをお伝えします。
3つの副賞
意見に重みが出る
資格試験に合格するとその日から専門家として見られるようになります。
もちろん、資格を取得したとたんその日から専門家になるわけがありません。
社労士であれば、実務経験がない場合、事務指定講習を経て、社労士会へ登録し始めて社労士を名乗ることができます。
ただそれは手続き的なお話。
世間からみれば資格に受かっているだけで、その人は専門家になるのです。
ですので、資格試験に合格したとたんに意見に資格取得者という重みがついて主張が通りやすくなるのです。
実際こんな例がありました。
資格取得前に会社の会議の中で通勤に関する議論がありました。
当時勤めていた会社の社長は、通勤手当で申請しているルート以外で通勤し、その時に事故にあったら労災にならないという誤認識をしてました。
私はその当時は単なる社労士試験を目指している受験生。
一応労災の勉強もしていたので、社長にこう意見を伝えました。
通勤手当の申請ルートでなくても、合理的手段による通勤であれば労災が認められるケースがありますよ。
すると社長は・・・
そんなはずはない!以前専門家に聞いたことがあるから間違いない!
と一切歩み寄る気すらありませんでした。
これが資格取得後に同様のケースで発言したところ・・・
おーーー!さすが先生!
とまさに手のひら返しのお手本のような対応ww
このように資格取得者の意見は、その日から一気に重みを増し、主張を通しやすくなるのです。
先生と呼ばれる
資格取得後は士業の従事者はもれなく先生と呼ばれるようになります。
先生と呼ばれる人ってほかにもたくさんいるでしょう。
学校や塾の先生、医者、代議士、インストラクターなど。
先生!と呼ばれることが嬉しいのかどうかはわかりませんが、悪い気はしないものです。
今までずっと悪ガキで、学校ではさんざん先生に迷惑かけてきた側の人間だったのに、まさか自分が先生と呼ばれるようになるとは・・
ちょっと感慨深い感情も芽生えます。
履歴書が華々しくなる
履歴書の取得資格の欄は、しばらくずっと普通自動車しか書けませんでした。
その履歴書欄に堂々と社会保険労務士と書いた日、あの感触は忘れられません。
以前勤めたいた会社で採用活動をしていたこともあったのですが、やはり履歴書の資格欄というのは大きなインパクトなんです。
まず氏名、年齢、住所、顔写真を確認して経歴を見る。
経歴を見ておっ!と思うような人はほとんどいません。
50人応募があったら一人か二人くらいでしょうか。
それほど経歴でアピールするのって大変で、むしろ経歴を見て印象を下げるような人の方が多いのです。
ですが、経歴なんてそこそこ、むしろあまりよろしくない経歴でも、資格欄にキラキラと輝く資格が記載されていると、一気に目線を奪われます。
この人こんな経歴だけど、すごい資格持っているんだな。
どんな人生を送ってきたんだろう?
どんな経緯で資格を取ったんだろう?
どのくらい勉強して資格を取ったんだろう?
どんな目的で資格を取ったんだろう?
今後資格をどのように活かしていきたいんだろう?
という興味が湧き出てくるのです。
だから難関資格を持っていると書類選考に通る確率が非常に高くなるのです。
資格のインパクトってそのくらい高いのです。
まとめ
試験勉強が辛いとき、挫折しそうなとき、資格を取ったらこんなにいいことがある、こんな未来が待っている。
そんな夢を常に描き続けてください。
資格を取ったって意味がないとか、資格なんて役に立たないなんてネガティブな意見はすべて排除してしまいましょう。
資格を取ることでデメリットなんて何もありません。
資格は取れるのであれば取っておいた方がいい。
取っておけば、思いがけない副賞までもらえるのですから。