女子高生に対する強制わいせつ事件を起こしたTOKIOの山口達也さんが、リーダーの城島茂さんに対して辞表を提出したそうですね。
https://www.daily.co.jp/gossip/2018/05/02/0011218141.shtml
本人はまさかここまで大きな事件になるとは思っていなかったのかもしれません。
個人的には、示談も成立していて不起訴(起訴猶予)となりましたので、メンバー全員で謝罪するほどの事件なんだろうか?と感じてしまいますが、TOKIOのイメージやジャニーズが与える影響力などを考慮すると、ここまでするほどの大事件なのでしょう。
山口達也さんとは同い年の同じ誕生日ということもあり親しみを感じいたのですが、このような事態になりとても残念です。
辞表と退職願
辞表でイイのか?
報道では山口達也さんはかなり憔悴しきっていて、涙も枯れ果てているほどとされていますのでこんな時に上げ足を取るのもいかがなものかと思いますが、辞表なのか?退職願なのか?ということを掘り下げると、ここで提出するのは退職願が正となります。
辞表というのは公務員や取締役などの役員が提出するものですので、山口達也さんの場合は退職願を出すべきでしょう。
ですが、実際にリーダーの手元に渡ったのがどんな書類かもわかりませんし、一般的には退職願という言葉よりも辞表を叩きつける!なんて言葉の方が多いのでそのように表現したのかもしれません。
ただ芸能人のような立場でしたら問題ありませんが、一般のサラリーマンであればこの辺りを取り違えるとちょっと面倒になりますので注意が必要です。
会社を辞めるときのマニュアルはこちらを参考にして下さい。
提出先はリーダーでイイ?
続いて退職願の提出先ですがリーダーの城島茂さんでイイのでしょうか?
ジャニーズ事務所に直接提出すべきでは?
と考えるかもしれませんが、これはリーダーの城島茂さんで問題ないでしょう。
退職願や退職の相談は、まずは直属の上司にするものですのでTOKIOの場合は現場を取り仕切るリーダーの城島茂さんで問題ありません。
事務所に提出というのは、大企業であればラインの課長や部長を飛び越え、代表取締役に直接出すようなものです。
まずは現場の上司に相談し、退職願いも上司に提出するものです。
リーダーが退職願を懐にしまってもイイ?
今回はリーダーの城島茂さんが一旦山口さんの退職願を懐にしまい保留したそうです。
これって問題になるのでしょうか?
実際退職願を懐にしまい保留するケースは非常に多いものです。
ですが、退職の意思というのは退職願を提出した時点で伝わっていますので、もし退職する時期に聞いてないと言われてもこれは有効となります。
リーダーが退職願を懐に保留、でも山口さんの意思は固い!となれば退職願は受理された扱いになるでしょう。
もちろん、逆に山口さんが意思を翻し、もういちどジャニーズでやり直したいとなったのであれば、ドラマのように城島茂さんが退職願をビリビリと破り捨てればイイのです。
芸能人の解雇って?
ただ芸能人の場合、一般の会社員とは扱いが異なります。
普通の社員と同じであれば芸能人なんて全員労働基準法違反となるでしょう。
ですので、多くの芸能人は社員とはいえ個人事業主のような契約になっていることが多いようです。
そのため解雇というよりは、契約解除という言葉を使うことが多く、一般の社員とは大きく扱いが違います。
まとめ
今回の事件は芸能界だけでなく一般社会にも大きな影響を与える事件となってしまいました。
お酒が理由なのか?本人の癖が理由なのか?定かではありませんが、ファンとしては非常に残念でしょう。
個人的には彼にも再起するチャンスを与えてほしいと思っています。
まだ46歳、人生の半分しか生きてませんので、まだまだ先は長い。
一度失敗してしまっても取り返すチャンスを与える世界に日本もなってほしいところです。