4月に入りましたが社労士試験を受験する人は、まだまだ焦る時期ではありません。
この時期は基礎を固める時期。
理解できていない個所は徹底して理解を深める。
記憶があいまいな個所は徹底して記憶の精度を高める。
そんな時期です。
本番はまだまだ先。
ですので今の時期から1日の学習時間の決め方を考えておくといいでしょう。
1日の勉強時間
1日の勉強時間を決めるといいのか?
月曜から金曜日は2時間ずつ勉強。
土日はそれぞれ6時間ずつ勉強しよう。
と勉強のスケジュールをキッチリと決めている人がいます。
果たして勉強時間を決めることに意味があるのでしょうか?
今日は土曜日だから朝の10時から2時間勉強して、午後は13時から4時間勉強しよう。
と机に向かい果たして何時間集中できますか?
集中しようとして机に向かったはずが、気が付いたら他の事を考えていて、勉強が手につかずダラダラ時計ばかりを見ていた。
なんて経験は誰にもあるはずです。
勉強時間なんて予め決めておいてもあまり意味はありません。
相当意思が強く、自分を律することが出来るのであればいいんですが、大人になってそこまでできる人はあまり多くありません。
勉強時間は30分
年金博士と呼ばれる北村先生は1日の学習時間を決めるより30分の学習を続けることを推奨しています。
確かに30分程度ならだれでも集中できるもの。
土日だけ数時間勉強して平日は勉強しないという形よりも、毎日続ける方が効果的です。
例えばゴルフの練習にしても1か月に1度400球ボールを打つよりも、週に1度100球ずつ打った方がイイ。
もっといえば週に1度100球よりも、週に4日25球ずつ打った方がイイ。
つまりは溜め込んで一気にやるよりコツコツ毎日続けた方が身に付きやすいということなんです。
集中力は何時間
人間の集中力はMAX90分程度なんて話を聞くこともあります。
大学の授業などは90分。
それ以上だと集中力が途切れてしまうため、適度に休憩を取った方がイイという考え方もあるでしょう。
ですが、私の経験から人間に集中力の限界なんてありません。
集中力がMAXの時は、それこそ5時間だろうが6時間だろうが時間を忘れて勉強することが出来ます。
よくゲームにハマってしまい気が付いたら朝だったなんてこともあったはずです。
限界なんて人間が勝手に決めてしまっているだけなんです。
せっかく集中しているのに、90分間隔で休憩を入れるなんて非効率です。
集中している時は切れるまでやり切る。
逆に集中できない時は、アッサリと他の事をやって切り替える。
その方が効果を発揮できるはずです。
まとめ
これからの時期に限らず、合格したいのであればとにかく毎日勉強することが何より重要です。
まずは5分でもいい。
問題1問でもいい。
毎日続ける習慣を今のうちに作っておいて下さい。
その積み重ねがあるからこそ、終盤のスパートが効いてくるのです。
最後だけスパートをかけて追い込めるほど社労士試験は甘くありません。
今の時期にしっかりとしたベースを築き上げて下さい。