社内イベント
イベント出ないから辞表
多くの会社では、社員のために様々なイベントを実施しています。
簡易的な飲み会から大規模なパーティ。
BBQを実施したり社員旅行を実施している会社もあるでしょう。
どんなイベントにせよ、業務時間外に実施されるイベントで、あくまでも出席は社員の判断に任せる任意でのイベントであれば、出席しなくても問題はありません。
もちろんイベントに出ないのなら辞表出せ!なんて話は通る訳がありませんので、気にしなくても構いません。
飲み会に出席したくない社員を無理やり誘ったり、お酒を飲めない社員に無理やり飲ませたりする行為は、パワハラ・セクハラに問われる可能性もありますので、出席は社員の意思に任せるべきでしょう。
特に最近の若い人たちはお酒を飲む席を好まない世代になってきています。
ある程度年齢を重ねた方々にとっては理解に苦しむかもしれませんが、あまり無理強いするのはよくありません。
イベントは出席した方がイイのか?
社員側から見れば会社が主催するイベントは出席した方がいいのでしょうか?
これはもし本当にイヤでないのであれば、極力出席することをお勧めします。
会社側も社員のためを思ってイベントを企画しています。
イベントを開催するには、手間もお金も時間かかりますので、その会社の思いは汲んでもいいのではないでしょうか?
若い世代の人たちは、自分のライフスタイルを大事にし、仕事以外は会社に干渉してほしくない!という方も多いとは思います。
ですが、会社内で仕事をする以上、人間関係の形成というのも欠かせない行為です。
イベントに出席することで、会社内では見られなかった顔が見れたり、仕事の場では話せなかった話が出来たりと、新たな発見もあるものです。
ですので、どうしてもイヤだ!という方以外は極力参加する努力をして欲しいものです。
会社側の評価
会社の飲み会に参加しない等の理由で、社員の評価を上下させることは極力避けるべきです。
仕事は仕事、イベントはイベント、飲み会は飲み会。
これはキッチリと割り切ってあげるべきでしょう。
どうしてもイベントごとや飲み会が好きになれない社員も当然ながらいるものです。
そんな社員を仕事以外の事で評価するのはフェアじゃありません。
もちろん、業務の一環であるイベントであれば話は別です。
任意のイベントであれば、参加の有無を考課査定に組み込むことはあまりお勧めできません。
イベントの出席率を上げるために
若い人のライフスタイルが変わっているとはいえ、会社がせっかく企画しているイベントであれば、出席率を上げたいところです。
毎年社員旅行を実施しているが、毎年参加率が悪くなる。
という悩みはよく耳にします。
もし参加率を上げたいのであれば、今のイベントの内容を見直してみるといいかもしれません。
ある会社では、年に一度の国内の社員旅行を止め、2年に一度の海外旅行に切り替えたそうです。
これによりお得感も出て、リゾート感も高まり、参加率が大きく伸びたという結果が出たそうです。
イベントに出ないのは社員が悪いのではなく、イベントの内容に魅力がないケースが多いと考えられます。
社員の士気を高めるためにも、今一度イベントの内容を考え直してみると思わぬ効果を発揮するかもしれません。
まとめ
飲みにケーションなんて言葉はもはや今の時代には適合しません。
飲むのが好きな人もいれば、絶対的に拒否する人もいるのです。
強引に無理やり誘うのではなく、どうしても参加したくない人は無理して参加しなくてもいい空気作りも必要です。
俺たちの若いころは・・・という幻想はすて、社員みんなが楽しめる会社の空間を作っていきたいところです。