社会保険労務士試験に挑戦する有名人ってあまり聞きませんが、関西テレビの林弘典アナウンサーが2017年の社労士試験に挑戦し見事合格したそうです。
多忙なアナウンサーがどうやって合格率6.8%の難関資格に合格したしたのか?
https://www.ktv.jp/hachipre/pickup/17112101.html
目次
アナウンサーが社労士合格
なぜ社労士試験に挑戦したのか?
この林アナウンサー、社労士だけでなく難関資格の気象予報士やファイナンシャルプランナー、防災士などの資格も持っているそうです。
たんなる資格マニアなのかな?と思いましたが、年金や労働問題により深くかかわる目的で社労士試験に挑戦したんだそうです。
このような活かし方ができるのも社労士の魅力の一つなんでしょう。
6度目の挑戦
驚いたのは挑戦回数。
なんと6度目の挑戦で合格とは、さすがにかなり苦労されたようですね。
確かにアナウンサーのお仕事って、普通のサラリーマンに比べてかなりの激務です。
今平昌オリンピックが開催されていますが、アナウンサーの人たちっていつ休んでいるんだろう?と思うくらい世界各国を飛び回っている。
さらに重大な事件でもあれば、夜中に呼び出されたり、逆に帰れなかったりするでしょうから、よほどの精神力がないと合格はできないでしょう。
ここ3年くらいは社労士試験特有の1点足らずで涙をのんだそうですが、よく6年間も心が折れなかったものだと感心してしまいます。
勉強方法は?
最初の3年間は完全独学で臨んだそうですが、残りの3年間は資格学校を利用したそうです。
ただ不規則な仕事のためなかなか授業に通えず苦しい思いをされたようですね。
ただ学校に通えない分、毎日1時間だけは必ず勉強する!と心に決めてずっと勉強し続けてきたそうです。
頭が下がりますね。
この毎日の積み重ねが非常に大切なのです。
今度資格をどう活かす
今後は、前述したように年金問題や労働問題に切り込めるアナウンサーを目指すんだそうです。
社労士資格を持ったアナウンサーというのは、なかなか存在しませんので、今後貴重な存在になっていくのではないでしょうか?
仮にフリーになったとしても、講演などでも社労士の知識は大いに活かせるのではないでしょうか?
アナウンサーでも合格できる
アナウンサーという職業は、一般のサラリーマンとは雲泥の差があります。
毎日同じ会社に出勤し、毎日同じ時間に働くわけではありません。
実労働時間に比べ拘束時間も長いでしょうから、勉強時間を確保するのは並大抵ではありません。
そんな多忙なアナウンサーでも合格できるのです。
毎日コツコツと計画的に勉強を進めていけば、手が届く試験ということ。
アナウンサーよりも忙しくないサラリーマンが合格できない訳がありません。
独学はやめるべき
やはり社労士試験に受かるためには、独学はおススメできません。
おそらく林アナウンサーもずっと独学で続けていては受からないといことに気づき、4年目からは資格講座を利用したのでしょう。
社労士試験は、とにかく恐ろしいくらい毎年法改正が行われ、3年前のテキストでは全く役にたたないほどです。
そんなスピードについていくためにも独学は絶対に避けた方がいいでしょう。
独学はいたずらに合格への道を遠ざけるだけで、メリットなんてほとんどありません。
忙しい人こそ、逆に資格試験の講座を有効活用すべきです。
自宅でできるフォーサイトの社労士講座であれば、通学する必要もなくなります。
毎日勉強を続ける
社労士試験に合格するためには、とにかく毎日勉強することが大事です。
林アナウンサーも仰られているように、社労士試験はとにかく暗記が大事。
暗記に重要なのは、記憶を定着させること。
記憶を定着させるには、とにかくしつこいくらい毎日毎日覚えることなのです。
毎日会っている同僚や上司の名前を忘れることはないはずです。
ですが、数年会ってない友人やたまにしか見ない芸能人の名前なんてどんどん記憶から消えていきます。
社労士は記憶の勝負。
毎日続けた人が最後には勝つ試験なのです。