あの時もっとやっとけば良かったなぁ・・
後悔した経験はありませんか?
何の不満もなく、すべてにおいて満たされている人はこんなこと思わないでしょう。
ですが、そんな人は皆無です。
みんな多かれ少なかれ後悔しながら生きているものなのです。
あの時やっておけば
資格試験を受けた時
「ちょっとこの本の束、要らないんなら捨ててよ!」
と妻に言われたのが2009年だった。
数年前に受講した社会保険労務士試験講座のテキストの山。
もう完全にホコリをかぶっていた。
当時、娘はまだ3歳。
共働きで多忙だった我が家は、子育てしながら働くので手一杯。
一度諦めた社労士試験に再挑戦する心の余裕はなかった。
だけど、妻に参考書を捨てろと言われ、ビニール紐で結び始めた時、ふとこんな思いが頭の中をよぎった。
今、この社労士試験の参考書を全部捨てて諦めたら、10年後後悔するんじゃないか?
忙しいを言い訳にして、また逃げる気なのか?
絶対に10年後「あの時やっておけば良かった」って言うんじゃないだろうか?
このまま諦めていいのか?
その思いがドンドン強くなり、参考書を捨てることが出来なかった。
そして、その翌日社会保険労務士試験に再挑戦する決意をした。
既に時は3月を過ぎていたから、その年での合格は狙わず2年がかりで合格を目指すことにした。
そしてすぐさま通信講座を申し込んでいた。
その翌年、無事念願だった社労士試験に合格することが出来た。
なぜあの時本気になったのか?
それは10年後絶対に後悔することが見えていたからだった。
後悔してることはありませんか?
子どもの頃もっと勉強しておけば・・
あの時付き合ってた彼女と結婚していれば・・
あの時会社を辞めて転職しておけば・・
あの時真剣に資格の勉強しておけば・・
あの時ビットコインを全部売っておけば・・
使い古された言葉ですが後悔先に立たず。
やろうとしたことは、今やらないと絶対に10年後20年後に後悔します。
特に資格試験の勉強なんて、本気にならないといつでも後回しにできるものです。
また来年受ければいいや。
数年後に本気出そうと考えていたら、気が付いたら10年、20年あっという間に過ぎています。
そして残念ながら今やろうと思っていることを10年後にできるか?となると、とても無理絶対にできません。
50代を過ぎれば体力も気力も右肩下がりでドンドンと落ちてくるもの。
そして安定を求めるようになってきます。
そうなれば、何かに挑戦する気力何て絶対に出てこないのです。
今書店などで資格試験の本を手にしている、インターネットで調べていて、どうしようかな?
と悩んでいるのなら、今やらないと必ず後悔します。
そして10年後、あの時あの資格取っておけばよかったなぁという言葉が自然と溢れてくるでしょう。
本気になれる瞬間
私が社労士試験に合格したのはもう8年も前になります。
あの時本当に真剣に取り組んで良かったと今でも思います。
ぶっちゃけ今あの時と同じように勉強しろ!と言われても結構厳しいかもしれません。
人間本当の本気になれる瞬間何てそれほど多くありません。
平昌オリンピックのスキージャンプに出場しているレジェンド葛西紀明さんなんて、通算8回目のオリンピック出場なんだそうですが、ハッキリ言ってレジェンドどころかモンスターです。
野球界のイチローや、サッカー界のキングカズさんたちもレジェンドを超えたモンスター。
モンスターなんて長い野球界でも1人いるかいないか。
サッカーでもスキージャンプでも同じこと。
あなたはそんなモンスターたちのような異次元の人ではないはずです。
もっともっとちっぽけな存在。
私なんかレジェンドたちから比べるとチリみたいなものです。
そんな弱い人間だからこそ、やる気になれる瞬間ななんてごくわずか。
そのごくわずかを逃してしまうと、ずっと後悔ばかりし続けることになるのです。
もし少しでも本気になれそうな火種がともったら、その火を一瞬にして大火にし、資格試験に合格してしまいましょう。
社労士試験であれば、一時の大火でも十分合格まで燃やせることができるはずですから。