選択式労働保険に続いて解いて見ます。
労働は難しい科目と簡単な科目に大きな差がありましたが社会保険はどうなのか?
2017社労士試験選択式
社会保険に関する一般常識
1の設問は国民健康保険。
社労士試験において、会社員の健康保険と対になるはずの個人向けの国民健康保険ですが、あまり取り上げられることの無い科目。
しかもその科目の目的条文から。
やっぱり目的条文は大事ですね。
まずAの穴は、もって「A」に寄与することを目的とする。となっています。
寄与することは○○の向上ですので下記4つになる。
⑤医療の質の向上
⑥健全な国民生活の維持及び向上
⑨国民の生活の安定と福祉の向上
⑩社会保障及び国民保険の向上
目的条文には、その法律が何の目的で作られたのか?という事が明確に記載されています。
国民年金なら健全な国民生活の維持及び向上に寄与。
雇用保険なら失業の予防、雇用状態の是正及び雇用機会の増大、労働者の能力の開発及び向上その他労働者の福祉の増進を図るこが目的。
んじゃ国民健康保険は何なの?
医療の質?それは国保じゃ無理だし。
健全な国民生活?これも国保だけじゃ不可能だし。
国民の生活の安定?これも国保で出来るもんじゃない。
となれば、社会保障及び国民保険の向上。これなら国保で出来るんじゃね?ということで正解は⑩
Bの穴は、「B」に関して必要な保険給付を行うって言ってる。誰に?何を?ってお話。
ここは⑧、⑰、⑱、⑲が候補。
まず⑧は国民のとなっているが全員じゃないので消去。
⑰は出産が抜けてるし組合員とか入ってるので消去。
⑱は業務災害以外のと余分な文章があるので消去。
正解は⑲被保険者の疾病、負傷、出産又は死亡。
文章的には健康保険とほぼ同じですからね。
2の問いは介護保険法。
この問題は国語の試験と思えば難しくありません。
Cの穴は、要介護になることを自ら予防するために、加齢による自身の老化を自覚して「C」しなさいね。それでも要介護になったら積極的にリハビリしなさいね。要は介護状態にならなくて済むようちっとは努力せんかいな!というお話です。
なのでCには、健康を維持しろ!的な文言が入るはず。
選択肢を見ていくと「⑭常に健康の保持増進に努める」というのがありますので、これ以外あり得ない。
3の問いは児童手当。
Dの穴は、児童手当を受けるには「D」の認定を受けなさいとのこと。
誰の認定か?ってお話。
総理大臣の安倍晋三?
厚生労働大臣の加藤勝信?
東京都なら都知事の小池百合子?
って児童手当の認定をわざわざこんな偉い方々に貰わないといけないんじゃ、安倍総理忙しくてゴルフも行けないよw
なので⑪住所地の市町村長(特別区の区長を含む。)
Eの穴は、もらえる時期。これは実際に貰っている人達からするとサービス問題。
②の2月、6月及び10月の3期。
健康保険法
1の設問は報酬額の算定のお話。
事業主から提供される食事の経費を算定に含めるか?ってお話。
会社が毎日お弁当やランチを現物支給している場合、その分は現物支給として算定しなければいけませんよ。
でも本人負担が「A」以上なら報酬には含めない。
これは3分の2以上なので⑮の標準価額の3分の2以上。
正確に覚えてないと⑦よりも⑭に釣られそう。
2の設問は健康保険の財政の調整。
この辺の学習は受験生時代凄く苦痛だったことを覚えています。
だってこんなもん実務で絶対使わないだろうし、覚えて何になるんだろう?という感覚を持っていたから。
それでも出題される以上、覚えなければならない。
Bの穴は⑬年齢階級別の分布状況、Cの穴は⑫総報酬額の平均額。
覚えるのは大変ですが、過去問でもよく問われる部分なので、過去問や予備校の答練を繰り返し学習していた人はいけた問題かもしれません。
3の問いは指定訪問看護。
Dの穴は、国語的に考えると主語は指定訪問看護事業者。
指定訪問看護事業者が何をする?適切な指定訪問看護を提供すると。
誰の指示か?というと自分が自分でなので⑳自らが選べるかな。
4の問いは健康保険組合の設立。
ココは記憶の勝負。
健康保険組合は単独なら700人。共同なら何人?これは①3000人。丸暗記で勝負する問題ですね。
厚生年金保険法
1の設問は国庫負担のお話。
最近は年金財政が厳しくなっているので、池上彰さんなんかの番組でもよく取り上げられます。
国庫が負担する学は、2分の1。ただの2分の1ではなく、基礎年金拠出額のという文言が入りますので正解は⑦
2の設問は中高齢寡婦加算。
これは覚えておかなきゃいけません。
③の4分の3。キッチリと暗記していた人にとってはサービス問題。
3の設問は、3号分割。
ややこしくてあまり出題頻度は高くない3号分割ですが、今後は頻繁に出題されそうな気配ですね。
標準報酬の改定請求の対象となる特定期間は「C」以後の期間。
正解は⑲平成20年4月1日。
こうれは法改正の施行のタイミングが関与しているって事ですね。
4は合意分割のお話。
Dの穴は、原則として合意分割の請求は離婚などが決まってから2年を経過したら出来ません。
でも2年を経過するまでの間にいくつかの例外ケースがあった場合は、請求できますよ。
でも確定した日から「D」を経過するまでの間だけね。
このDは1か月ですので、正解は・・・⑤から起算して1か月、⑮の翌日から起算して1か月、2つ選択肢が。。
翌日からかどうか正確な記憶が問われる問題です。
キチンと覚えていた方は解けたでしょうが、厳しいですね。正解は⑮。
Eの穴は、分割の割合の話。
第1号改定者は報酬部分が多い人なのでここでは旦那さんとして、第2改定者は報酬部分が少ない人なので奥様としましょう。
第2号奥様の按分額が旦那様の額の半分を超えちゃうと、そりゃ合意は出来ませんよね?
なので第2号の半分(2分の1)を超えない範囲。
てことで、⑬第2号の2分の1以下。
国民年金
1の設問はいわゆる半額免除。
免除の金額は4分の1、半額、4分の3で確実に覚えておかなきゃいけない箇所。
4分の1は、158万円、半額は118万円、4分の3は78万円。
なのでAは、⑥の118万円。
扶養親族1人に対して38万円加算なのでBは③
2の設問は寡婦年金のお話。
まず寡婦年金って何なの?
早い話が国民年金の制度で、年金受給資格を持ってる旦那が障害年金も老齢年金も貰わずに死んでしまい、その時奥様が60歳未満だったらもらえるよって年金。
なのでCの穴は、⑨、⑫、⑬、⑭の4択。
⑨は遺族基礎年金の受給権者なので消去。
⑬は老齢基礎年金の受給資格期間は満たしているだけじゃダメなので消去。
⑭は老齢厚生年金なので消去。
正解は⑫
この手の問題は記憶よりも理解が問われる問題。
で、Dの穴は妻が何歳になればもらえるか?なので60歳の⑯が正解。
3の設問は、国民年金107条。
不正受給等してないか強制的に調査するぜ!という物騒なお話。
Eの穴はその者の「E」その他~となってますが、受給権者の状況を調べさせるぜということ。
ここは⑪、⑲、⑳と似たような選択肢がありちょっと迷いますが正解は⑳の身分関係、障害の状態。
以上、2017年選択式試験を解いてみました。
コメントを残す