せっかく資格にチャレンジするのであれば、10年後も20年後も食える資格を目指したい。
苦労して資格を取ったんなら、その資格を利用して安定した生活を送りたい。
誰もがそう思うはずだ。果たして今から10年後2027年にはどんな資格を持っていると有利になるのだろうか?
目次
10年後に食える資格
10年後の日本
まずこちらのグラフを見てほしい。
将来の日本の人口推移のグラフだ。(一般社団法人DSPCより参照)
一昔前、郷ひろみがエキゾチックジャパ~ンと叫んでいた「2億4千万の瞳」という曲があるが、日本には1億2千万人の人がいてその瞳は2つずつという事を指し示しているのだろう。
役10年後に2025年にはギリギリ1億2千万人はキープするが、その後はどんどん人口は減っていく。
人口が減ればどうなるか?当然のことながら国内でお金を使う人が減るんだから、日本人をターゲットにしている業種はどんどん売り上げは下がる。
小さいパイの奪い合いの世の中になることは目に見えている。
さらに2020年に東京オリンピックが予定されているが、景気が上昇傾向になるのもそこまでという見込みがある。
つまりは10年後、日本の未来が明るいか?となれば明るい要素を探すほうが難しいのが実情だ。
そんな世の中が10年後。まずはここを踏まえておかないと話は前に進まない。
10年後の仕事なんてわからない
10年後日本の景気が怪しいことはぼんやりとわかる。
だけど10年後どんな仕事が出てきているのかなんてぶっちゃけてしまえば誰にもわからない。
その典型がこんな人達だ。
Youtuberのヒカキンさん。
ヒカキンさんの再生回数は、現時点で約33億回となっているので、Googleから支払われる広告料は約5~10%。ということは、ヒカキンさんの収入は3億3千万円と推測されるw
こんな未来を10年前あなたは予想できただろうか?
10年前年収数千万円といわれれば、IT企業などの経営者やプロスポーツ選手、そしてタレントさんくらいしかパッと思い浮かばなかったはずだ。
それが自分が好きなことを動画にアップするという行為が職業になり、その仕事がビッグマネーにつながる可能性だってある。
子供が将来なりたい職業にYoutuberがランクインするほど世の中は変化している。
そんな時代に10年後なんて考えたって全く意味がない。10年後を考えて資格を取ろうなんて考え方自体が、ハッキリ言ってしまえば無意味な行動なのかもしれない。
でもちょっと待った!それじゃこのエントリー自体が意味がないw
もちろん10年後なんてどうなるかわからない。だけど10年後も活きる資格を取りたいと考えている人は多い。
そんな人達のために、年代別に分けて将来のために取得しておくといんじゃね?!という資格を考察してみたい。
10代~20代が狙いたい資格
もしあなたがまだまだ若いのであれば、圧倒的にコストパフォーマンスが高いのは医師だろう。
前述したグラフを見ればわかると思うが、人口は減っていくが反比例するように高齢者は増えていく。
高齢者が増えれば医師の数は絶対的に不足するはず、てゆーか既に医師の数は足りていないのが実情だ。
とはいえ医師は無理っていう人も多いだろう。だが別に医師でなくても需要に対して供給が足りていない医療関係の職種であれば引く手あまたなはずだ。
看護師や診療放射線技師、理学療法士なども狙い目かもしれない。
30代~40代が狙いたい資格
こちらの定年後の再就職に役立つ資格ベスト4はどの資格?にも記載したが、難関資格を突破する人数が多い世代はこの30代~40代。
50代を過ぎてしまうと難関資格に挑戦するための記憶力・体力・気力が失せてしまうのだろう。
なのでこの黄金世代の人達は、ぜひ難しい資格に挑戦して欲しい。
60代くらいまで会社勤めをし、その後年金の足しにしたいと考えているのであれば、中小企業診断士、社会保険労務士、行政書士といった資格が推奨。
これらの資格は10年後もやり方しだいでいくらでも仕事に結び付けられるはずなので。
50代以降が狙いたい資格
50代を過ぎても難しい資格に挑戦する!という意欲のある方は30代~40代の方々と同じ資格に挑戦してもいいでしょう。
ですが、そこまで難しい資格はちょっと厳しいというのであれば、大型免許や二種免許に挑戦するといいかもしれない。
まず大型免許なのだが、現在ご存知のように物流業界は深刻な人手不足に悩んでいる。
トラックによる長距離輸送に関しても人手不足が深刻で、現在電車を利用した輸送に切り替えようという動きもあるようだ。
ネットによる物販が今後減るとは思えない。10年後ドローンによる配送なども進歩しているのかもしれないが、結局手元に商品を届けるのには人手が必要。そのためにも大型免許を取得しておき、ジョブチェンジするというのも有効な手段と思われる。
また二種免許を取得してタクシードライバーを狙うというのも一つの手段。
タクシーって以前より稼げなくなってるじゃん。と思うかもしれないが、マイカーを持つ若者が減り、飲酒運転も益々厳しくなる傾向であれば、タクシーの需要が大幅に減ることはない。さらにこれから日本への観光客も増えるはずなので、益々タクシーは重要になるはず。Uberは残念ながら日本には馴染まないようだし、まだまだ古きよき日本のタクシーは残るような気がする。
まとめ
いろいろと書いてみたが、やっぱり10年先なんてわからない。
ただ資格国家日本が、たったの10年でいきなり資格大嫌い国家になるなんてことはまず考えられない。
資格は万能ではないし、切り札になるほどでもない。ただ取っておいて無駄になることは絶対にない。
だからこそ早いうち、若いうち、思い立った時に取れる資格は全部取っておきたい。
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