子供が10歳になったら親は積極的に子離れの準備を始めよう。
今は10歳になると2分の1成人式というのを実施するのが一般的になっているようだけど、半分子供だけでもう半分は大人。
今のうちから子離れしておかないと親も子供も共倒れになってしまう。
子離れの重要性
自立を促す
親の最大の役目とは子供を自立させること。
自立とは、子供が自分一人で生活し生きていけるようになる事。
自分の家で暮らすのではなく、自分で家を借り、自分で収入を得て、自分一人の力で暮らせるようになること。
大学とか高校を卒業して就職すれば、ある程度の安定収入が見込める。
そうなれば一人で生活できる。
だけど精神的に自立していない子供は、収入があっても外に出ることが出来ない。
親の家に寄生するパラサイト状態になってしまう。
そうならないためにも早い段階で親が子供から離れ、子供が自ら出ていきたいと思える環境つくりが必要なのだ。
なぜ自立しなければいけないのか?
いわずとしれた少子高齢化。
年金削減法案も検討されているように、今の親世代は子供どころか自分たちが老後生きていくのに精一杯の生活になるのは目に見えている。
つまり今の親世代が、自分の親の面倒を見る余裕なんてある訳がない。
自分の生活だけで手一杯。
だからこそ子供にも早いとこ出て行ってもらわないと困るのよ。生活費かかるし。
親は子供が自分で生きていけるようになったらお役御免。子供が出ていったら広い家なんていらない。夫婦二人が暮らせる狭いマンションにでも引っ越せばいい。そして老後の資金をコツコツ作らないといけない。
子供だっていつまでも家にいていいからその分、老後の世話は頼むね!
なんて言われたらホントいい迷惑。
これから年金も健康保険料も右肩上がりで増加し、介護保険料も益々増えるでしょう。
今後の世代はただでさえ可処分所得が減るというのに、年老いた親の生活難で面倒見れる訳が無い。
だから子供には早い段階で自立させる必要があるし、自立させなければ親の意味が無い。
親も早いところ子離れしないと自分たちだけで生きていけなくなる。
子育ては10歳で一区切りつけ、これからは自分たちがどうやって生きていくかを考える時期。
子離れ、親離れは早いほど良い。遅くなって良い事なんて一つもない。
親が最初に子供から離れないと子供は親から離れることは出来ない。
子供が可愛いのはわかるが、可愛がれば可愛がるほど離れるのが辛くなるよ。
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