社労士試験に合格するためには大体何時間勉強すればいいのでしょうか?
短すぎると合格できる可能性はそれだけ低くなるのは当然ですが、逆に長すぎても良くないという声も聞きます。
適正時間というのはありませんが、大体どれくらい勉強すれば合格できるか考察してみましょう。
社労士試験に合格するための時間
最低限必要な時間
社労士試験に合格するための平均時間は800~1200時間程度と呼ばれています。
間を取ると大体1000時間くらいが妥当なのでしょうが、1000時間というと11月から学習を始めて約10か月。
1カ月100時間程度が目安と言えるでしょう。
1カ月100時間という事は、1日約3時間強。これを10カ月続ける。これが大よその相場。
筆者が知りうる限り最も最短で合格したと言う人は約半年。
です6カ月でも後半集中して勉強したためトータルの勉強時間は約800時間だったと聞いています。
そのため、最低合格するためには800時間程度が勉強しておかないと、なかなか合格は難しいと言えるでしょう。
長過ぎても良くない
それでは逆に長すぎるとどうなるのか?
筆者の場合、合格した年に最も集中して勉強しましたが、なるべく本気で勉強する期間は短くしたかったため1年間でかなり集中して勉強しました。
そのため筆者の勉強時間は合格まで約1600時間程度となりました。
平均からすると若干多めかもしれませんが、多すぎて悪いと言うことは無い事がわかると思います。
早めに勉強を始め、知識を積み重ねていき情報量が増えることは決して悪い事ではありません。
ただ、ダラダラ長い時間勉強したからと言って受かると言うモノでもない。これは間違いない。
最も悪いのは、勉強をし過ぎて不安になり、試験にはあまり出題されないような広い範囲に手をだし、知識が薄く広くなってしまうことが一番ダメ。
こちらでも説明したとおり、近年の社労士試験は難易度も高まり、さらい狭い範囲の正確な知識が問われる試験になってきています。
なので時間を長くすることは問題ありませんが、知識を広く薄くしてしまってはいけない。
極力必要な範囲を濃く深くすることで合格への確率は高まっていく。
そのためにも、ただダラダラと長時間勉強するよりも、試験直前期の必要な期間に集中して勉強するほうが圧倒的に合格の確率は高まるでしょう。
ただ何時間勉強すればいい?という考えではなく、必要な範囲をどれだけ深く突き詰められるか?これが合否を分ける境目になるはずです。
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