2015年2.6%という驚愕の合格率を記録した社労士試験。
2016年はどんな合格率になるのか?と興味津々の1年だったが結果は4.4%と微増。
もうこの先は以前のような9%前後の合格率では無くなる事を予測させた社労士試験。
今年合格された方も、来年挑戦される方もとにかく1年お疲れ様でした。
本ブログは今年最後のエントリーとさせていただきます。
これからの社労士試験
社労士試験の難易度
注目された2016年の社労士試験は、択一式試験が史上最大の難易度となりました。
合格点も例年よりも下がり、これからますます難易度が上がる事を匂わせた試験となった。
これまでの五者択一の方式から、複数回答を求められる試験方式に代わり難易度はさらに高まっていく。
これから社労士試験を受ける方々は、これまでよりも一層確実な知識と、正確な記憶が求められる試験になっていく。
もちろん以前からそうだったが、今後は生半可な気持ちではなかなか受からない試験になって来ている。
ベースは変わらない
とはいえ、社労士試験は社労士試験。
科目が新たに増えたわけでもなく、記述式や口述式の試験方式に切り替わった訳ではない。
学習する範囲は変わらないどころか、むしろこれからの社労士試験はあえて学習範囲を広げない方が合格に近付く可能性は高くなるのではないか?
複数選択式の試験問題が増え、より正確な知識が必要になってくるとあれば、無理してわからない範囲を追いかけるよりも、自分がしっている範囲をより深く正確に捉えていく方が正答の確率は高まる。
これからはそんな勉強法が必要になってくるのではないだろうか?
今後の合格率は?
2015年2.6%、2016年4.4%と2年続けて合格率は5%台を割った。
この傾向はしばらく続くのだろうか?正直この辺りは当事者にしかわからないところだが、昨年一気に合格率を絞り、今年もほぼ横ばいの合格率に揃えたということは、来年以降も同じ傾向が続くと考えた方が腑に落ちる。
ということは、これからの社労士試験は100人受けたら4人以下しか受からない。1000人受けたら40人以下。1万人受けても400人以下しか合格できない狭き門ということになる。
でも合格率なんて数字に固執する必要はない。合格率なんて数字はまやかしでしか無いのだから。
いくら合格率が下がってもやる事は同じ。基本の学習ラインをコツコツとこなし続けていれば、誰でも受かる可能性があるのが社労士試験。
あまり気負ってもいい事なんて一つもない。
それでは2016年もいろいろとありましたが皆様本当にお疲れ様でした。
今年も残すところあと少し。
皆様健康で良いお年をお過ごしください。
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