それで残ってくれるかな?
優秀な人材
お金で人は辞めないのか?
優秀な人材はどんな会社でも確保しておきたいもの。
だが優秀な人材ほど、新しい環境を求め次のステップに進んで行ってしまうモノ。
これは残念ながら世の常なので、多少は諦めが必要なのだ。
それじゃ優秀な人材が辞めないようにお金をガンガンあげればいいじゃないか?
と思うかもしれないが、際限なく上げていたら会社の経営は立ち行かなくなってしまう。
しかもちょっと辞めると言い出す度に昇給させていたら、その内昇給をチラつかせて辞める辞める詐欺のような態度を取り出すケースもある。
なのでお金をあげるにしても方法を考える必要がある。
成果主義
優秀な人材で売り上げをガンガン持ってこれる人材にお金をあげる場合、決して固定給で与えてはいけない。
固定給にしてしまうと売り上げが下がった時も負担は変わらないし、売り上げをあげて来たときにも社員は不満を感じるモノ。
そういう社員には、出来高で支払う成果報酬制度を取るべきだろう。
本当に優秀な社員であれば、自分が上げてくる売上額と自分の報酬のつり合いくらいは理解できるはずだ。
下手に出てはいけない
いくら優秀な社員とはいえ、社長と社員という立場の違いはキッチリと理解させるべきだろう。
上下関係がはっきりしていない状態、つまり社員になめられているような状態を作ってしまうと社員はどんどん図に乗ってしまう。
売り上げがあげられるのも会社ありき。会社というブランドがあっての社員という自覚はしっかりとつけさせるべきだ。
個人に頼らない経営
中小企業の場合、特定の個人に売り上げが偏るケースはあるが、極力分散するよう心掛けるべきだろう。
優秀な社員一人が抜けたら会社の経営は成り立たなくなる!と社員が思った途端、その社員は社長を見下し上下関係が狂うことになる。
君は会社にとって重要な人材だ!という事はしっかりと伝えながらも、君がいなくなったら会社は潰れしまうとは思わせてはいけない。
優秀な人材は遅かれ早かれ会社を出て行ってしまうモノ。常にその頭を持ちながらリスクを分散していきながら、会社経営をしていくことを推奨する。
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