社労士という資格で収入を得ている以上、資格を否定する訳にはいかない。
日本には数えきれないほどの資格試験や検定試験があり、毎年その数は増えている。
資格には収入に直結する資格や趣味的な資格など、バラエティに富んでいて、受験する人のニーズに応じた選択をすることが出来る。
だが収入に繋がらない資格なんて取ったところで意味ないよ!という意見もあるが、確かにそうだとも思えるし、そんなことは無いとも思える。まぁどちらとも言えないというのが本音だ。
資格試験の意味
趣味的資格
今年の春先に漢字検定の二級を受験し合格することが出来た。
漢検は、今では二級試験までCBT試験と呼ばれるコンピュータでの試験が実施され、今までのように年3回の試験以外にある程度自分の希望する日時で受験する事が出来る。
なぜいい年こいて漢検を受験したか?というと子供にやる気を出させるためと親の威厳を見せるためw
子供が小学生の高学年に入り、そろそろ英語検定や漢字検定などに挑戦させていきたい。
それにより試験ってどんなものなのか?どの程度の期間勉強すれば受かるのか?試験会場ってどんな感じなのか?という経験を積ませることが出来る。
まぁ受験勉強の予行演習的な事をやらせたいというのが目的だ。
そのためには、親がある程度の級に受かっていないと子供を説得する事は出来ない。
そのために準2級を飛び越え一気に2級にチャレンジしてみたということ。
おかげさまで子供は素直に漢検受験に応じ、小学生のうちに5級までは合格すると断言していた。
そんな意味では漢検2級は効果があったのかもしれない。
漢検の価値
とはいえ、漢検の1級にチャレンジするか?となると今のところ一切その気は起きない。
漢検の1級を持っていることで残念ながら自分のビジネスには繋がらないからだ。
漢検も1級ともなると相当なレベルになる。
2級の読みであれば、一般的な知識でも半分以上正解できるが、1級になると30問の読み問題が1問も読めないほどのレベル。
ミリリットルなんて漢字があることすら知らなかったし。「竓」これでミリリットルらしい。
これが出来たからと言って収入に繋がらないのであれば、受ける気も起きない。
しかし就職活動をする上で好印象を与えることもあるようだし、公立中学や高校に行く際の内申点でも有利に働くという話も聞く。
さらに最近ではテレビのクイズ番組も難易度を増しているが、芸能人が漢検1級という肩書でテレビに出ているケースもある。
そんな意味では意外と価値があるのかもしれない。
結論
趣味とか力試しにと取得しておいた資格が意外と後々役に立つことはある。
子供の教育にもそうだが、就職活動やビジネスにも有益に働くことはあるため、余裕があるのであれば取れる資格は取っておいた方がイイ。
もちろん資格に頼ったり、資格を取らなきゃ!というような考え方はダメ。
ただ漠然と仕事をして、疲れたから何もやる気が起きない、動画を見たりテレビを見たりして過ごした方が楽。というのなら資格でも取ってる方が断然有益だろう。
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