開業社労士というとどんな人を思う浮かべるだろうか?
妻に聞いてみたところ「おじいちゃん」なんだそうだw
妻は以前病院に勤めていた時期があったのだが、病院には社労士が手続きに訪れることが多いらしい。
そして訪れる社労士はみんなもれなく「おじいちゃん」だったらしい。
社労士で開業
年齢を重ねてから
社労士に求められる能力は、法律知識や総務、人事での経験、労務管理の知識など様々なものがあるが、もう一つ重宝されるのが人生経験の豊かさである。
社労士は、経営者の良き相談役である必要がある。
経営者はとにかく孤独。自分の悩みを本当に理解してくれる仲間なんていないし、時には社員全員が自分の敵なんじゃないか?と思えることもあるらしい。
同業の英英者仲間がいれば多少なりとも発散できるのだろうが、気の合う経営者仲間なんてそうそう出来るモノでもない。
そんな時、社労士や税理士は経営者の良き相談役になる。
時には友人のように、時には先生だから上から目線で。そんな相談が出来るようになるには、それなりの人生経験が必要になる。
そのため年齢を重ねてから開業する社労士というのは非常に多い。
若いうちはサラリーマンとして過ごし、ある程度の年齢になったら独立して開業すれば成功率は高まる。
社労士の場合、自宅でも開業は可能なためハードルが低いのも魅力だ。
年齢を重ねると
一点年齢を重ねてから開業するケースの注意事項としては、IT化の流れに対応できる事。
近年は電子申請も一般化しつつあり、開業社労士もパソコン、インターネットの知識は必須になってきている。
今までのような紙ベースの手続きしか出来ないのであれば、開業してもなかなか事業を軌道に乗せることは出来ないだろう。
もう年寄りだからパソコンなんてわからんよ!と初めから投げてしまうのではなく、これからの社労士として生きていくのであれば、パソコンくらいは出来るようになっておくべきだ。
若い頃から開業するのなら
一方若い時代に改行するのであれば、年寄の開業のようにのんびりとしていてはいけない。
今の収入と同等、もしくは上の収入を得られるようにしなければならないため、ガツガツと仕事を取っていく必要がある。
法人化して事業を拡大するもよし。他士業と連携しながら総合型のオフィスを経営するスタイルもいいだろう。
若いからこそ失敗も許される。
そして若い人達が、年寄の社労士に負けるわけがない。
若いうちに改行するのであれば、若さを説教的に利用し、年配の社労士には出来ないサービスを提供していく能力が求められる。
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