社労士で独立開業して成功する確率を高めるためには保険をかけよう

社労士資格を取得し、さぁ独立開業しよう!と考えている方も多いでしょう。

ただいきなり独立開業しても、社労士事務所に勤めていて、ある程度得意客を持って独立する場合以外は、すぐに売り上げが上がるものではない。

となれば開業後数年間は食えない期間というのが生じてしまう。

食えない期間が長くなり、結局廃業してしまいサラリーマンに戻るという人が多いのも事実。

では、独立開業で成功率を上げるためにはどうすればいいのか?

リスクを分散する

保険をかけよう

保険嫌いの筆者がここで保険と言っているのは、生命保険とか医療保険のような保険会社の商品ではなくて、精神的そして金銭的な保険の事。

社労士のような仕事は、お店を出して看板を派手にして、広告を打てば客が向こうからやってくるような商売ではない。

社労士としてのビジネススキルを磨き、商品を作り上げ、コツコツと人脈を広げながら仕事を取っていく。

地道な労力が実を結ぶ系の資格である。

そのため、開業を数年間は空転期間が出来るのはどうしても避けられない。

そんな事が無いよう開業する前にしっかりと保険をかけおくべき。

それではどんな保険をかければいいのか?

共働き

もう既に結婚しているのであれば、共働きほどリスクを分散できるものはない。

自分の収入が伸びなくても、最悪奥様の収入で生活が出来るのであれば、思い切った勝負が出来る。

逆に旦那様がメイン収入を稼ぐサラリーマンで、奥様が社労士試験を取得した場合、もっと可能性は広がるでしょう。

奥様は社労士として成功できなくても大きな問題は無い。いくらでも時間をかけてビジネスを広げられるため、メイン収入があるのは非常にありがたい事。

片方の収入に依存し共倒れになるのが一番最悪。そんな状況だけは絶対に避けるように保険をかけておくべきだ。

二刀流

こちらでも紹介したが、いきなり何もかも捨てて独立しようとするから失敗する確率が高まるのだ。

「Why Japanese People?」のネタでブレイクした芸人厚切りジェイソンは、既に有名な話だが本業はIT企業の取締役。

メインの事業としての収入があるから、芸人として失敗したところで痛くも痒くもない。

失敗したら本業に戻ればいいだけの話だから、他の芸人のように全てをかけていない。心に余裕があるから思い切り勝負が出来る。

会社だって同じこと。メインで収益を上げる本業の事業は大事だが、それだけの場合、市場が縮小したり、ライバル会社にシェアを奪われたら、一巻の終わり。

複数の事業があるからこそ、安定した経営が成立する。

「二兎を追うものは」という諺は、もはや昔話。2つ掛け持ちしている方が、リスクを分散し、力強い勝負が出来るのだ。

結論

独立するのなら、裸一貫ゼロから始めるべきだ!なんて考え方は絶対に捨てるべき。

度々芸人を例に出して申し訳ないが、今どきは芸人にしても貧乏でお金が無い不遇な時代を経なければいけないという考え方も無くなりつつある。

昨年のM1グランプリを制して一躍人気者になったトレンディエンジェルのたかしは、ブレイクした今も実家暮らしでぬくぬくと過ごしている。

実家にいて、生活には困らないからアルバイトに明け暮れる必要もなく、本業の芸人に集中できる。

つまり余裕がある方が成功する確率は高くなる!ということ。

生活するにも困るほどギリギリの状態で独立したら失敗する確率が高くなるのも当たり前。

もちろん貯金を作っておくのもいいかもしれないが、それよりも社労士以外の収入源を作っておき、それから勝負をかけた方が成功確率はグンと高くなるはずだ。


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