2016年社会保険労務士試験の合格者が発表されます。
長い期間待たされましたがいよいよ結果が出ます。
合格率はどうなるのか?救済科目はどうなるのか?全ては明日明らかになります。
2016年社労士試験の合格発表に関して、注目されるポイントがいくつかありますが、そのポイントを挙げてみます。
2016年社労士試験の結果
合格率は?
果たして2016年の合格率はどうなるのか?
2015年は史上最低の合格率2.6%。
あまりの合格率の低さに納得がいかない受験生が、訴訟を起こすほどの騒ぎとなりましたが、その傾向は継続するのか?
もし継続するようであれば、来年以降の合格者数もかなり削減されることが予想されますので、社労士試験はかなりの狭き門となってきます。
個人的には、例年通りの合格率6~8%程度を保つべきだと考えますが、こればかりは結果を見なければ何とも言えません。
合格基準点は?
合格基準点は、上記の合格者数の増減によって大きく変わるでしょう。
今年は選択式はそれほど難易度は高くなく、択一式の難易度が高かった年。
特に気になるのが択一式の合格基準点ですが、ここ数年の傾向からすると45点前後。
しかし難易度の高かった今年の試験からすると、45点前後では合格率2%も確保できない可能性があります。
そうなれば必然的に44点以下になる事が予想されますが、一気に40点くらいまで合格点が下がる可能性もゼロではありません。
どの程度の合格基準点になるか?気になるところです。
救済科目は?
選択式はそれほど難易度は高くなくごく一般的な難易度。
とはいえ、救済科目が無い年はほとんどありませんので、例年通り科目補正は行われるでしょう。
最も可能性が高いのは労働一般常識。続いて雇用保険。
その後は健康保険、厚生年金と続きますが、結果が出るまではどの科目が補正対象になるのかわかりません。
救済される科目によって合格か?不合格か?運命の分かれ道になりますが、基準点割れの科目がある以上、最悪の事態は覚悟しておくことをお勧めします。
さぁいよいよ明日、朝9時には官報のホームページで合格者が発表されます。
社労士試験のオフィシャルサイトでは9:30に発表されます。詳細はこちらで確認しましょう。
仕事が無い方は自宅等で、仕事中の方はちょっと仕事を抜けスマホなどで確認するといいでしょう。
一昔前はアクセスが集中すると重くて開けませんでしたが、最近は改善されているようですね。
受験された方全員が合格する事はあり得ませんが、当ブログをご覧になってる方の合格を心よりお祈りします。
コメントを残す