2016年社労士試験点数別の再出発するための方法

2016年社労士試験を受験された皆様で自己採点が済んでいる方々へのアドバイスです。

選択式で20点に達していない、さらに労一、雇用、健保、厚年以外で基準点割れの科目があるという方。

択一式で35点に達していないという方は、既に来年に向けて準備を始めるべきでしょう。

本日は点数別の再出発の仕方をご紹介します。

2017年社労士試験対策

択一式で27点以下

この点数のゾーンは、まだまだ理解が足りていません。

明らかに勉強不足と言えるでしょう。

特に択一式で25点以下の人達が、来年の夏までに50点台に届くようになるためには、かなりの時間が必要と考えて下さい。

しかも法律に関する理解が足りていない。

問題を読解する能力が身に付いていません。

ですので、まずはしっかりと法律を理解する事がとても重要です。

このゾーンにいる人達は、既に始まっている学校もあるでしょうが、初学者向けの長期コースを受講することを推奨します。

択一が28~35点

このゾーンの人達はある程度知識はついていますが、まだ誰もが得点できるような正答率の高い問題を取り切れていません。

この人たちは理解力、暗記力、基礎力のどれかがかけていますが、そのどれかがついて来ればいきなり高得点を取れる可能性を秘めている人達です。

こんな人達は無理して早い段階から学習を始める必要はありません。

今の時期は今年の問題の振り返りと弱点の把握。

そして来年以降の学習スケジュールの組み立てと資金繰りをしておきましょう。

勝負は年末から年明けで結構です。まずはゆっくりと休みましょう。

択一式で36~40点、選択式で基準点割れ多数

このゾーンの人達は、もうあと一息です。

この人たちも無理して早い時期から学習を始める必要はないでしょう。

択一式で30点台の後半を取れている人は、資格学校の上級者コースを受講しても問題なくついていけます。

上級者コースの場合、初学者が学習するような基礎の基礎の部分はある程度端折ってくれますので、スピード感もあり快適なペースで学習を進めることができます。

ただ上級者コースは油断をしていると一気において行かれ、その内初学者コースの人達に抜かれていきますので、緊張感は維持しておきましょう。

択一42点超、選択式救済待ち

このゾーンの人達は今はとにかく11月11日を待ちましょう。

運を天に任せてひたすら祈るだけです。

このくらいの点数を取れる人達はもはや紙一重。

何が足りないという訳でもなく、運という本当はあってはいけない要素に見放された人達かもしれません。

このゾーンの方々は、決して思い通りの結果にならなくても自分を卑下し、見捨てないことが大事です。

悪い結果となったときは本当にショックだとは思いますが、来年もう一度やり直せば確実に合格ゾーンに入れます。

この方々は勉強法もほぼ知っているはずですので、今年出来なかったこと、足りないと思ったことを来年試せば、自ずと結果はついてくるでしょう。


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