2016年社会保険労務士試験選択式、救済(科目補正)候補として上げられているのは労一、雇用、健保、厚年。
各資格学校の意見も割れているようですが、今のところ救済確率が高いのはこの4科目。
筆者の感じでは労一→雇用→健保→厚年の順番なのではないか?と想定していますが、果たして厚生年金は救済されるのか?
2016救済科目候補
厚生年金は?
各資格学校のデータを見ると厚生年金の方が健康保険よりも低くなっていますので、救済の確率は健保よりも高いのかもしれません。
ですが、今のところ健康保険の方が本命なのでは?と予測しています。
ただ厚生年金もそれほど簡単な問題では無かったように感じましたので、厚生年金が救済される確率も十分あるでしょう。
問題の内容としては在職老齢年金からの出題と厚生年金保険事業からの出題。
在職老齢年金の支給停止調整額は、平成27年4月の法改正部分なのですが、この問題では具体的な数字は問われていません。
用語だけの出題のためそれほど難しくなかったのか?逆に数字は覚えていたけど用語のほうが曖昧だった人には難しいと感じたかもしれません。
特にBの穴は支給停止調整額、Cの穴は支給停止基準額という同じような言葉が入るため、混乱してしまった受験生も多かったのかもしれません。
さらにDとEは厚生年金保険事業。
ここは厚生年金では、最も手をかけない部分ですので、いわばノーマーク。
問題の傾向からも厚生年金の救済の確率は決して低くはありません。
救済科目数
2016年の社労士試験では労一はかなり高い確率で救済対象となるでしょうが、その後は徐々に確率は低くなってきます。
ですが過去の傾向から推測していけば、労一、雇用そして健保、厚年までは救済の可能性は高いと言えるでしょう。
筆者の感想では3科目救済であれば労一、雇用、健保となり、4科目では労一、雇用、健保、厚年となるのではないか?と予測しています。
もちろん3科目で労一、雇用、厚年という可能性もあるでしょうが、現時点では厚年よりは健保のほうが有力なんじゃないでしょうか?
救済が3科目になるのか?4科目になるのか?
合格率、合格者数はどの程度になるのか?
この兼ね合い救済科目は変動していくでしょう。
最終予想
選択式 23点(ただし雇用保険、労働一般常識、健康保険は2点以上)
択一式 44点
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