社労士試験一番の苦痛!救済待ちの2ヶ月間の過ごし方

2016年社会保険労務士試験が終わり、自己採点が終わった方も多いのではないでしょうか?

各資格の学校の解答解説も終わり、これから合格発表まで約2ヶ月間どのような心境で過ごせばイイのか。

特に合格基準点は超えているが、選択式で基準点割れをしてしまっている、いわゆる救済待ち状態の方にとって苦しい2ヶ月間となるはずです。

どうやってこの2ヶ月過ごしていけばイイのか?

救済待ち

救済待ちの本音

まず私が合格したのは2010年になります。

その年は受験申込者数が7万人を超え過去最大の年となりましたが、択一式の没問が5問も出たり、1点救済が出たりと、試験としては荒れた年となりました。

そんな私の点数は、択一式は50点超で問題なし。選択式は合格基準点は超えているが国民年金と厚生年金で2点を取ってしまい、救済待ち状態。

帰宅後の自己採点では、基準点割れの科目があるためハッキリ言ってダメだろうと思ったのですが、その時はじめて過去の合格点というものを見るようになりました。

もちろん直近の合格点は知っていたのですが、過去10年を遡るとこれほどまでに救済科目が出ているんだ!ということを恥ずかしながらはじめて知りました。

それからは各資格学校の合格予想を見て回り、ネットの合格予想ブログにすがりつくような毎日。

当然、来年のための勉強なんてやる気は全く無く、今年の合格基準点に引っかかるかどうかだけしか興味がありませんでした。

精神的バランス

救済待ち状態にも幾つかのパターンがあるようです。

  1. かなり高い確率で救済が期待できる。
  2. 救済がかかるかどうかは五分五分くらい。
  3. 期待薄だけど結果がでないとわからない。

私の場合、当時の予想では国年と厚年の2点救済はほぼ確実。

もしかしたら国年は1点救済まであるかもしれないし社一もあるかもしれない。

もっともしかしたらそれ以外の科目まであるかもしれない。

という状況でしたので、私は1の立場でした。

ですが、1だからと言って気持ちが楽な訳ではありません。

というのも合格予想なんてあくまでも予想でしかありませんので、何があるかは合格発表までわかりません。

逆に3くらいの立場の方がもうほぼ無理だな、受かればラッキーという気持ちに切り替えられますので、もしかしたら多少は気楽なのかもしれませんが、そんな簡単には割り切れないでしょう。

ですので1でも3でもツライ毎日が続く事に変わりはありません。

どうやって気持ちを保てばイイか?

救済待ちの立場の方々にお願いしたいのは、合格予想を鵜呑みにしない事です。

平成21年の試験の後、当時難問と言われた労働一般常識の救済はほぼ確実だ!と言われていたのを信用してしまい、合格発表後大きなショックを受けていた方がいました。

その方は立ち直るまでにかなり時間を要したらしく、しばらく社労士試験を受ける気になれなかったそうです。

合格予想はあくまでも合格予想。

今年からいきなり合格基準が変わることもあり得ますので、基準点割れをしてしまっている以上、過度な期待をかけてはいけません。

基準点割れをしてしまった人は、受かったらイイな!でもダメだったら仕方ない!という五分五分の気持ちだけは常に持っていたほうが良いでしょう。

そんなキレイ事を言いながら、私もかなり大きな期待はかけていたんですがね。

それにしても2ヶ月間もこんな思いをさせる社労士試験って、ホント残酷な試験制度だとつくづく思います。

自分で選んで受験した以上仕方ないんですが。。


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