ただすぐに改善するかどうかはわかりませんので、結果は少々お待ちください。
同僚の臭いが気になり仕事に身が入らない、最近ではスメルハラスメント略してスメハラなんて言葉も聞かれるようになりました。
スメハラ対策は、会社はどのように対応すればいいのでしょうか?
スメハラ対策
法律上の問題
まず当然のことながら社員の臭いに関して、法律上でなんとかする効力はありません。
さらに就業規則で臭いに気を付けるように!という項目を付加することも、道義上難しいところがありますので、法律の観点から縛ることは出来ないと考えた方がよいでしょう。
ですが、さすがに何日も入浴していないとか、キツ過ぎる香水をつけているというのであれば、同じ職場で働いている社員の心身の健康を害する可能性も出てきます。
そこまで酷いのであれば、労働契約法の安全配慮義務を用いて、強く指導し改善命令を出すことは出来ると考えられます。
会社の対応
臭い対策に関して会社はどのように対応すればいいのか?
まず加齢臭やタバコ臭のようなものは、それほど接近しなければ耐えられないほどのものではないと考えます。
普段臭いに気にしているのに、他の人は気になるという場合もありますので、その程度はやむを得ない範囲です。
その辺りは、社員同士がある程度自己防衛するなど対処してもらうしかないでしょう。
もちろん業種によっては、キツイ臭いが業務に差し支える場合もあります。
接客業やサービス業の場合、社員規定に臭気の基準などを加えて、清潔に保つようにという指導を繰り返す必要はあるでしょう。
またどうしても上司や同僚に相談しにくい。というケースもあるかもしれません。
そんな場合、外部に相談組織を用意しておくと社員は言いやすいこともあるかもしれません。
まとめ
ここ数年の話なのでしょうか?
すっかり日本の社会は、分煙が当たり前になり、除菌、清潔が過剰になりつつあるように感じます。
確かにタバコを吸わない人間にとっては、オフィス内で喫煙されるのはとても苦痛ですから、良い流れになっているのは間違いないでしょう。
ただ上司の臭いが気になって集中できない!スメハラだ!というのは多少行きすぎな感じがします。
全く無臭なんて人間はいませんから、よほど耐えられない、このままだと病気になる!というほど苦痛でなければ、大人の対応をするというのも社会人のマナーなんじゃないでしょうか?
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