LGBTという言葉をご存知でしょうか?
女性の同性愛者、男性の同性愛者、両性愛者、性同一性障害者等の頭文字を取った略称で性的少数者を表しているんだそうです。
会社内でもLGBTに対する差別的扱いは十分注意が必要です。
LGBTに対して
労働基準法では
だから他の男性社員が風呂とかで気使わないかなぁ?
そもそもA君も行きたくないのであれば旅行には来ないでしょうし。お風呂だって嫌なら時間をずらすなりするでしょうから。
LGBTと呼ばれる性的少数者に対する扱いは、日本の企業にはまだまだ浸透していない。
日本の封建的な社会では、どうしてもLGBTの人達は特殊な目で見られてしまう部分があるのは否めません。
労働基準法では、男女の差別や国籍、信条、社会的身分による差別を禁止しているが、それはあくまでも賃金や労働時間、労働条件に関すること。
社員同士の繋がりや会社内での立ち回り方まで法律で縛れるものではないため、どうしても会社全体での取り組みが必要になってきます。
どのように対応していくか?
まずLGBTの人達が決して特殊な訳ではなく、ごく普通の生活を送っていることを認識しなければイケません。
その中で、LGBTの人達も不快感無く仕事が出来るよう、会社は出来るだけの配慮をすべきでしょう。
例えば前述のような社員旅行をするのであれば、決して全員に参加を強要しないこと。そして参加しないことに関する不利な扱いはしないことを前提に企画すべきです。
そして社員が参加したいというのなら、個別に軽くヒアリングするなりし、トイレや浴室は別にするような配慮をするとイイでしょう。
普段の会社内でもLGBTの方々はいろんなストレスを感じる可能性があるでしょう。
更衣室の問題や制服、トイレの問題など。
性別が女性ならばこの制服を着用しなければならない!という決め付けはせず、女性でも相応な事由がある場合は、他の制服の着用を認める。
というような逃げ道を作っておくべきでしょう。
これから国際化が進み、日本ではいろんな信条、宗教、趣向の人達が働くことになると思われます。
その時に、絶対にこうでなければならない!というガチガチなルールを決めてしまうと確実に破綻してしまいます。
一定のルールはしっかりと設け、柔軟に対応出来る部分は条件次第で取り入れるという形にしておくべきです。
いろんな人達が楽しくストレス少なめで働ける会社が、これから求められる会社になっていくと考えます。
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