いよいよ最期の週末を迎えます。
通常の勤務の方であれば、今週の土日と休んだら次の週はいよいよ社労士試験。
この週末が最後の追い込みのラストスパートになりますので、是非最後まで諦めずに集中して下さい。
今日は択一試験で問題を解いていく順番についてです。
択一試験の問題を解く順番
労働基準法から?
択一試験は、ご存知のように労基・安衛→労災・徴収→雇用・徴収→労一・社一→健保→厚年→国年という順番になっています。
普通に解いていくのであれば順番通りとなりますが、どこから解いていくのがイイのか?
結論から先に行ってしまうと、私は順番通り解いていけばイイと思っています。
なぜ私は順番通り解いていくかというと、普段の問題演習で順番通りに問いていたからです。
健保や厚年のような細かい数字の記憶が問われる問題を先に解き、その後労働関連に入るという方法も決して悪くはありません。
ですが、試験の鉄則は「優しい問題から解いていく」です。
高校受験や大学受験でも口酸っぱくなるほど言われていたこの言葉をもう一度思い出して下さい。
難しい問題に躓き時間が無くなるよりも、確実に穫れる問題から解いていくのは試験の王道です。
例年労災、雇用、徴収辺りはそれほど難易度の高い問題は出題されません。
労働基準法も一昔前のような長文はなくなり、さほど難易度の高い問題は出題されません。
ですので、労基→労災→雇用と順番通りじゃないとイケないとはイイませんが、比較的解答しやすい労働関連の問題から解いていくとイイでしょう。
これだけは飛ばして欲しい科目
ただ順番通りとはいえ、これだけは飛ばして欲しい科目があります。
それは労働に関する一般常識です。
特に労一の白書系からの出題は後回しにしちゃいましょう。
というのも、白書系の問題は記憶だけで一発で解答出来る類の問題ではありません。
確かここ数年有効求人倍率は上がっているよなぁ、とか男性の育休取得率も増えているよなぁ、という大枠で捉えて解答を探していく問題が多くなります。
社労士の科目の中で最も推理力が試される科目です。
そんな科目に最初から時間を使うより、まずは記憶系で解答できる問題を一気に潰していくとイイでしょう。
記憶系で解答できる問題をやり切ったら一度トイレ休憩を入れるなり、係員に宣言して水分を取るなどし、白書系の推理に取り掛かりましょう。
記憶系の問題を瞬発力で解答し、見たこともないような難問をゆっくりと推理しながら解いていく。
この形が取れればかなり集中して解答することが出来るでしょう。
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