ワークライフバランスという言葉が社会にどの程度浸透しているかというと、まだまだ日本全体に行き渡っているとは言いがたいでしょう。
サービス残業や休日・深夜出勤も当たり前のように行われ、イッパイ働く人が偉い!という風潮はなかなか無くなりません。
どうすれば無駄な残業は減らせるのでしょうか?
残業が当たり前の空気
出来れば定時で帰りたい
定時で帰りたい従業員の方は、やることさえ終わらせたら帰るように指導していくしか無いんですよね。
自分の仕事はキッチリ終わらせたので、帰宅したいのですが、職場の雰囲気で帰れないという人は結構多いようです。
この手の相談の場合、時間外手当を支払わない、いわゆるサービス残業をさせているのであれば、キッチリと指導出来るのですが、ある程度の残業代は支払われていて、ただ自分が帰りたくないから残っている上司がいるというのが困りもの。
ただ自分が残っているだけなのに、早く帰りたい部下を否定するという文化なのでなかなか改善が難しいところがあります。
上司が率先する
この手の部署には、いわゆる名ばかり管理職ではなく、キッチリとした管理職を配置するのが一つの解決方法です。
管理職の定義は、かなーり簡単に要約するとこんな感じです。
- 経営者と一緒に経営に口出してるし意見が言える
- 出勤も退勤も休みも自由に出来る。
- 結構高い給料貰ってる
この3つの条件を満たすような人は、無駄な残業が利益を圧迫させる事を知っています。
しかも自分も残業しても一切お金が出ませんので、あまり遅くまで会社にいようとしない傾向にあります。
つまり上司が率先して帰宅するようにしないと、部下は帰り難いということなのです。
無駄に残業する上司は、大体残業代目当ての部分が大きいでしょう。
仕事って時間内でキッチリ終わらせるよりも、薄~く伸ばして少しずつやっていけば、定時内で終わらずに残業代をもらいながらこなすことが出来るのです。
そんな、仕事の効率を損ない、会社の利益も損失する仕事のやり方自体を会社から排除していかなければなりません。
会社の仕事なんて人生の一部でしかありません。早く帰宅してもっといろんな世界に視野を向けることを上司は、社員に教えていかなければならないのです。
いろいろOLさんのような悩みを抱えている人はイッパイいます。
会社を上げて残業削減、帰宅推奨の文化を根気強く訴えていくしか無いのかもしれません。
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