日本全国猛暑に包まれています。
山梨では39度を記録したそうですが、東京都心でも37度超え。
まさに猛暑を飛び越え酷暑とも呼ばれる気温が続いています。皆様くれぐれも体調管理にご注意下さい。
今日のテーマは、社労士試験の参考書や問題集に関して。
社労士試験の傾向
社労士試験のネック
社労士試験は出題範囲が広く、多くの法律が試験範囲になっています。
そして社労士試験の特徴の一つが法改正が多いこと。
労務及び健康保険、年金や社会福祉といった人々の生活に密着している法律が試験範囲となっているため、法改正は頻繁に行われます。
ですので、毎年新しい知識を身につけていかなければ対応しきれません。
資格学校の社労士試験の講師は、毎年新たな知識を身に付けるため、日々の学習は欠かせないでしょう。
ですので、決して資格学校の後押しをするつもりはありませんが、前年の参考書を使用して勉強を進めるのはかなり危険な行為です。
参考書や問題集を使い回せるか?
参考書を使い回すのがなぜ危険か?
例えば以前政府管掌健康保険いわゆる政管健保から、全国健康保険協会いわゆる協会けんぽに変更されました。
政管健保から協会けんぽに変わったとなると、それに付随して手続き先もいろいろと変更されてきます。
なので前年の参考書の政管健保を協会けんぽに読み替えるだけではダメなんです。
自分の思い込みでそこだけ変えて覚えてしまうと、手続きの流れを正確に記憶することが出来なくなってしまいます。
それじゃ問題集は大丈夫なんじゃね?と思うかもしれません。
ですが、問題集はさらにもっと危険です。
だって法改正があると、以前は正解だった選択肢が誤りになることがあります。
また問題自体が改正により無効な問題になることもありますし、そもそも選択肢自体が意味のないものになることもあります。
最新の問題集や過去問題集では、法改正による変更部分を反映してくれてますので、古い問題集を使ってはイケません。
今年限り
参考書も問題集も今年限り。1回こっきり使うものだと割りきって下さい。
もちろん今年合格してしまい、後々社労士として活躍していくと記憶が薄れ、昔の参考書を引っ張り出すなんて事もあるでしょう。
そんな利用方法であれば、問題ありません。
ですが、資格試験合格だけを目指すのであれば、参考書は1回限りと割り切り、自分だけの参考書に仕立てあげて下さい。
どうせ来年使わないのであれば、キレイに使う必要なんてありません。
隙間という隙間にビッシリと必要な情報を書き込み、参考書だけで勉強が成立するような自分オリジナルの参考書にすることをお薦めします。
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