飲みニケーションという造語も有りますが、職場の飲み会というのは誰でも経験しているでしょう。
特にバブル全盛期にサラリーマンをやっていたような、今の40代後半以上の方々は仕事終わりに飲みに行くのが当たり前の時代だったのかもしれません。
ですが、職場の飲み会を不快に感じる社員が多いのも事実です。
上司からの酒席への誘い
飲み会の誘いはパワハラか?
誘っても来ないって言うんだよ。
業務外の酒席への誘い自体がパワハラになるという事はありません。
もちろん誘いを断る社員に対して嫌がらせをしたり、考課査定に反映させたり、イジメをしたりという行為はパワハラと認定される可能性があるでしょう。
時代と飲み会
オレオレ社長の言うとおり、一昔前は上司・先輩からの酒席への誘いを断るなんて許されない時代でした。
お酒が飲めないような社員まで巻き込んで、無理やり飲まされるなんて事もまかり通る時代。
しかし、もはやそんな時代ではありません。
趣味もライフスタイルも多様化し、業務終了後は自分の時間を過ごしたいという世代もどんどん増えてきています。
そんな世代の人達は飲み会自体が不快と感じる事も多いようです。
お酒を飲むのは仕事の一貫?
確かに営業職の場合、お客様との接待やお客様先にお呼ばれしお酒を飲む機会も多いでしょう。
お酒を飲むことも仕事の一貫という考え方をしている営業社員も多く、部下にそのような指導をしているケースも有るようです。
ですがやっぱりお酒を飲むことは仕事でもなんでもありません。
お客様とお酒を飲むことでより多く仕事を取れるという人もいるでしょう。
しかし、それは自分の仕事の取り方であって決して部下に強要してはいけません。
お前は付き合いが悪いから仕事が取れないんだ!というような指導もイケません。
部下に仕事の取り方を教えるのであれば、キッチリと業務の範囲内で指導するべきでしょう。
飲みニケーションは、業務外でお酒が好きな人達が集まったほうが存分に楽しめます。
来たくない社員を無理やり誘っても楽しくありませんからね。
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