社労士試験本番がじわじわと間近に迫ってきた。
この時期は今まで感じなかった緊張感も出てくる時期かもしれません。
ただまだ本番モードに入っても仕方がない。今はただ出来ることに没頭するだけです。
そして同時に気になってくるのが白書対策です。白書対策はどうすればイイのか?
白書対策
白書を読破する
社労士試験の白書対策には、やはり本物の白書に目を通しておいた方がいいという人がいます。
資格学校が出している参考書だけでなく、日頃から経済新聞や白書などに目を通しておくことにより、一般常識の知識が養われ自然と解答できるようになる。
社労士として活躍していくにしても、その辺りの知識は重要だし。
と私も言われたことがありました。
ですが、実際に厚生労働省のホームページから労働経済白書や厚生労働白書をダウンロードしてみて下さい。
労働経済白書なんて、表紙や目次も含めると523ページも有ります。
比較的分厚い厚生年金の参考書よりも100ページ以上ページ数が多いのです。
こんな厚生労働省の趣味的読み物を読めなんて指導は一切無視しましょう。
あくまでも目的は社労士試験に合格することです。
合格するためには、白書なんて一から読む必要はありません。
白書対策はどうするか?
資格学校に通っている人はオプション講座で実施されますので、そちらのテキストを使って下さい。
独学という人でも白書対策だけは資格学校のオプション講座を受けるなり、資格学校の書籍を手に入れるなりした方がいいです。
白書対策は、膨大な範囲から出題されますのでなかなか独学では太刀打ちできません。
完全独学で合格したい!という気持ちもわかりますが、便利なものは有効活用すべきです。
そして白書対策に万全なんて無い!
という事を理解して下さい。
白書には、前述した労働経済白書や厚生労働白書以外にも多数の種類が存在します。
そしてどの白書から出題されるか?それは試験問題を作っている人にしか分かりません。
なので白書を読み込むよりも、白書を要約してくれるテキストが必要なんです。
今年は人口の減少がどうなり、雇用の動向はどうなった。しかも昨年と比べてどう推移した。
という要約をするのは、資格学校はスペシャリストです。
なので独学の人も白書対策と法改正対策だけは資格学校のオプション講座を受講することを推奨しています。
ただ今更間に合わない!という方は、とにかく市販本でもイイので要約された内容だけを把握しておきましょう。
細かい数字
社労士試験では細かい数字の暗記はとても重要です。
ですが白書対策で細かい数字は暗記しておくべきか?と聞かれればそれは「No」と言えるでしょう。
今年の首都圏の有効求人倍率とか男性の育児休暇の取得率のような正確な数字を問われるケースはほぼありません。
ただ大まかな数字くらいは頭の片隅に入れておきましょう。
例えば男性の育児休暇取得率であれば、昨年は確か1パーセント後半だったな。というレベルで良いです。
このくらいの数字を頭に入れて本試験に望みましょう。
そして本試験になったら後は推理力と推察力が試されます。
消去法を有効に使いながらなんとか正解にたどり着いて下さい。
白書問題は正解率の低い問題です。
一般常識は絶対に基準点割れをしないように、最低限合格ラインにたどり着けるよう諦めずに正解を探していってください。
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