真夏の祭典といえばオリンピックとそして社労士試験。
今年はブラジルのリオで開催されるオリンピックですが、最終日は8月21日の予定になっています。
社労士試験はその翌週。残念ながら社労士試験受験生は、オリンピックの生観戦は諦め結果だけニュース等でチェックする日々になるでしょう。
そして今日のテーマは語呂合わせ。語呂合わせは本番で役に立つのか?
語呂合わせ
語呂合わせの効果
社労士試験は法律の知識を問われる試験ですので、難しい言い回しを理解し、記憶していかなければなりません。
普段法律に触れている人ならまだ馴染みやすいかもしれませんが、一般の人にとってはかなり苦痛を伴う作業です。
そんな苦痛を和らげてくれる効果がるのが語呂合わせ。
学生時代ルートの計算を覚えるのに「人並みにおごれや」とか、原子記号を覚えるのに「水兵リーベ僕の船」とか覚えたと思います。
これって大人になっても覚えているもので、語呂合わせってインパクトが大きいので覚えやすい効果もあるようです。
ちなみに私が社労士試験の時に覚えてたのは、割増賃金から除外可能な手当。
- 家族手当
- 通勤手当
- 別居手当
- 子女教育手当
- 住宅手当
- 臨時に支払われた賃金
- 1ヶ月を超える期間ごとに支払われる賃金
これの頭文字を取って「かつべしじゅりい」と呪文のように唱えていました。
これは当時受講していた資格学校の講師が教えてくれた語呂合わせなんですが、実際今でも給与計算の実務に役立っています。
ですので語呂合わせは、本試験でも一定の効果を出してくれます。
語呂合わせ集
かといって「社労士試験試験語呂合わせ集」的な書籍を購入するのはいかがなものか?と感じます。
実は私もその手の本を購入しようかと中身を見てみたことがあるんですが、語呂合わせにするために結構無理やり作ってる感が満載だからです。
語呂合わせって上手く頭に入りやすい並びならイイんですが、無理やりな語呂合わせだとまず覚えにくいし、有効活用出来ません。
そもそも語呂合わせで危険なのは、語呂合わせの言葉だけ覚えて中身を忘れてしまっている事。
例えば前述の「かつべしじゅりい」にしたって、これって何の時必要な語呂だっけ?
とそもそも割増賃金のことすら出てこないようでは全く意味がありません。
さらに語呂合わせは、覚えやすくするために多少無理をしています。
「かつべしじゅりい」の最後の「い」は1ヶ月の「い」。
この「い」が1ヶ月を超える~、というのが思い出せないとこれまた有効活用できないのです。
結論からすれば語呂合わせは、要所々々で役に立ちますが、何でもかんでも語呂合わせで覚えようとしたってそれは無理があります。
適度に利用する程度に止め、語呂合わせ集のような本には手を出さないように注意しましょう。
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