夏真っ盛り。勉強どころか何をやるにも集中力が出ない時期。
クーラーの効いた部屋にいると体調は崩すし、かといってクーラー無しで過ごしていたら熱中症になってしまう。
そんな時期に猛勉強しろというのだから、社労士試験ってなんて残酷な試験だろう。
さて今日は直前期の問題演習のやり方の話なんですが、問題演習は本試験の時間に合わせて解いていくべきなのでしょうか?
本試験に向けて
本試験の時間対策
問題演習をする場合、ダラダラとやるよりも本試験のタイムスケジュールに合わせるほうがイイのは間違いありません。
選択式は80分、択一式は210分。
出来るだけこの時間内に問題を解き終わるような癖をつけておくのはいいことです。
ですが、私が推奨しているこの問題演習法は、はっきり言って時間がかかります。
本試験であれば、選択肢のAが正答とわかった時点で次の問題に進めます。
ですが、全ての選択肢を一つ一つ噛み砕きながら解いていく方法なので、普通に特よりも倍の時間がかかるかもしれません。
でもそれで全然イイんです。
過去問題演習にしても模擬試験の復習にしても答練にしても、当然一度は触れたことのある問題に取り組むことになります。
そうなると、ある程度解答を覚えてしまっている問題が出てきます。
そんな問題を「あっこれはAが正解」といって次に進んでしまっていたのでは、全く力が付きません。
本試験と同じ時間で解くという目的にしてしまうと、そんな解答の仕方になってしまいますので、問題演習はあえて時間をかける方法でもイイのです。
大事なのはスピード
でも問題を解くのにスピードも大事です。
って矛盾してますよね?
そんなことはありません。
5択の問題を1択ずつ一つ一つ解答していく方法は、1つの問題に対して時間が5倍かかりますから、解くスピードは遅くなると思いがちです。
ですが、この問題演習を続けていくと自然に解答力が高まり、解くスピードもどんどん早くなってきます。
ちなみに私の場合なんですが、本試験の択一式は約80分程度で解き終わり、後は難問の絞り込みと見直しの時間にあててました。
ですので、今の時期無理して本試験のタイムスケジュールに合わせる必要は無いでしょう。
ただ一点だけ注意して欲しいのは、この問題演習法は一つ一つの選択肢をノートに書いていく方式なんですが、ノートに理由を書き出す時は決してキレイに書こうなんて思わないで下さい。
殴り書きでイイのです。
その選択肢はこんな理由でここが間違い!というのを頭で整理してアウトプットするだけですので、後から記述したものを見直す事はありません。
後でノートを見なおしてみたら、何書いてあるかわからない象形文字みたいになっても全然問題ありません。
そこは徹底的にスピードを重視して下さい。
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