赤・ピンク・黄色・緑・青と勉強する時にカラフルな蛍光ペンを用意しないと勉強できないという人がいます。
そんな方は主語はピンク、目的語は黄色、数字は青、大事な部分は赤とか、熱心に色付けしています。
このように参考書にマーキングする勉強法は正しいのでしょうか?
参考書の使い方
マーキングするのは?
まず参考書にマークすることは決して間違いではありません。
ですが前述のように、カラフルに色を使い分けマークすることは、ハッキリ言って全く意味がありません。
むしろ無駄と言ってもいいかもしれません。
なぜ無駄なのか?
それでは参考書にマークしている人に逆に質問します。なぜあなたはカラフルにマークしてるのですか?
大抵の人からの返答は「見やすくするため」くらいしか出てこないでしょう。
以前資格試験を途中で投げ出してしまう人の参考書を見せていただいたんですが、マークしすぎてマークしていない部分を探す方が難しいくらいになっていました。
つまりただマークするのが勉強になっているだけで、何にも頭に入ってないのです。
マークする必要があるのは?
ですがやみくもにマークするのではなく重要部分にマークすることは、決して無駄ではありません。
特にこれからの時期は、自分の弱点を知るには有効な手段です。
タイプはいろいろとありますが、問題演習の方が自分に合うという人は、直前期コチラの勉強法を推奨しています。
問題演習をこなし間違ってしまった箇所、記憶が曖昧な箇所は大きく赤のような目立つペンでアンダーラインを入れるなりし、付箋を貼って目立つようにしておきましょう。
ただその伏線の数がライオンのタテガミのように、グルリと参考書を取り囲むようになってるようでは厳しいです。
一つの科目で10個位まで絞れるように理解力と記憶力を高めていきましょう。
そして、記憶が曖昧な箇所、理解が足りない箇所は、本試験直前でもどうしても忘れてしまう苦手な部分です。
ある程度学習が進み、最終局面に入ってきたらその苦手部分を集中的に学習していきましょう。
そのような使い方であれば、マーキングも意味のあるものになるはずです。
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