社労士試験の専門学校はいくつもありますが、今回は通信講座に関してお伝えします。
私の場合、合格したのは平成22年なんですが、その前の年平成21年の時は通信講座を受講しました。
通信講座にもメリット・デメリットがありますので、その辺りをお伝えします。
社労士の通信講座
どんな講座が良いか?
なぜ平成21年の受験時は通信講座をチョイスしたかというと、試験受けようかな?と思い立ったのが3月頃だったからです。
3月にもなると主な専門学校のコースはほぼ締め切られていますので、そのくらいの時期から始める場合、選択肢は通信講座に絞られます。
さらに自分的には、その年は様子を見て翌年本気で合格を狙いに行こう!と決めていたので、通学よりも通信くらいの気楽さが良いかな?という感じだったので、通信はベストの選択肢でした。
通信講座にもいろいろありますが、私が受講したのは最大手Uさんの講座です。
何にするか迷ったんですが、迷った時は大手のが安心かな?という短絡的な理由です。
Uさんはさすがに通信最大手だけあり、テキストの作り、練習問題の精度と数、スケジュール構成とかなり満足度は高いです。
通信講座のメリット・デメリット
通信の良い所は時間の制約が無いこと。
いつでも自分のペースで学習を進められるので、時間の都合がつけにくいサラリーマンには最適です。
それに何と言ってもお値段がお手頃です。
通学の場合、安くても二桁は行ってしまいますが、通信なら半額程度と費用を抑えられます。
また通信と言っても大抵の場合、学習サポートサービスがありますので、わからない部分の質問や、問題演習のアドバイスなどは受けることが出来ます。
デメリットとしては、時間の都合がつく分、管理がずさんになってしまうこと。
通信の場合、学習時間はどうしても自分で管理しなければいけませんので、かなり自制心が強くないと継続できません。
それともう一つ大きいのは、理解度の差です。
社労士試験は、法律の知識を問われる試験ですので、法律特有の難しい言い回しや独特の表現に慣れる必要があります。
通学の場合、講師はその点を噛み砕いて解説してくれますが、通信の場合自分でテキストから読み解いて行かなければならない。
そのため理解するスピードはどうしても通学よりも劣るでしょう。
通信講座で合格できるのか?
私は平成21年は様子見の受験だったとはいえ、結果的には合格できなかったので、通信だけでは合格出来ないという解答になってしまいます。
ですが、私のケースはあまり参考にならないでしょう。
勉強を開始したのが3月の終わり頃だったため、6月の模擬試験(模試は専門学校のものを利用)の頃にまだ年金の勉強に入っていない状態。
しかも様子見と決めていたので、本気度も低い状態でしたから。
ですので、本気で取り組めば通信講座でも十分合格できるはずです。
ただ通信だけで合格を狙うのであれば以下の点に注意して下さい。
- 十分な時間を確保する
- 初回受験時は避ける
3月からでも大丈夫です!と通信講座のキャッチコピーには書いてありますが、かなり厳しいというかほとんど無理です。
最低でも1月くらいから通信講座を受講し、十分な学習時間を確保して下さい。
それとメリデメでもお伝えした通り、通信の場合内容を理解するのに時間を要しますので、出来れば初回の受験ではなく、社労士の受験は2度目以降の人の方が良いでしょう。
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