選択式試験の攻略法はこちらでお伝えしましたが、今回は択一式試験の攻略法をお伝えします。
択一式試験は、試験時間3時間30分という長丁場の戦いとなります。
通常の試験では1時間30分程度で休憩が入りますが、3時間30分というのは異例です。
そんな長丁場の試験をどうやって戦うか?
択一式試験の攻略法は?
択一式試験とは?
択一式試験は、労基7問、安衛3問、労災7問、雇用7問、徴収6問、労一5問、社一5問、健保10問、国年10問、厚年10問の計70問出題されます。
試験時間は3時間30分ということは210分ですので、単純に一問当たり3分間で解答しなければいけません。
一問3分と聞くと短いと感じるかもしれません。
ですが、実際には3分は長すぎるくらいの時間です。
択一式は慣れてくると70問も1時間30分程度で解答出来るようになりますので、時間に関しては心配する必要はありません。
ですが、難問に引っかかってしまうと時間配分がキツくなります。
これは試験の鉄則ですが、難しい問題には時間をかけず飛ばしていき、確実に解答できる簡単な問題から解答していって下さい。
択一式の解答の仕方
択一式の問題を解く場合、大きくワケて2つの解き方があります。
①消去法
②一択決め打ち
①の消去法は言うまでもありませんが、これは誤りという解答を消していく解答の仕方です。
このやり方は5択のうちどの選択肢が正しいか?という正答を探すパターンに有効な解き方です。
もちろんどの選択肢が誤りか?という出題でも使えますので、その辺は臨機応変に対応して下さい。
②の一択決め打ちというのは、私が勝手につけた名称ですが、5択のうち確実にコレだ!と感じた選択肢を決め打ちする解答法です。
他の選択肢は記憶が曖昧だけどコレだけは絶対正しいと感じたらその解答を選んで下さい。
この時注意して欲しいのは、仮にA~Eの選択肢でAが正しいと感じた解答だったとします。
Aは絶対正しいと思うんだけど、一応BからEの選択肢も見ておいたほうがいいよね?と思うかもしれません。
ですが、本試験ではAが確実に正しいと感じたのなら、B~Eは一切見る必要はありません。
もし心配なら軽く確認してもいいかもしれませんが、見れば見るほど最初の決断が歪むだけです。
時間を短縮するためにも、確実に正解だと感じた解答はすぐにマークすべきでしょう。
択一式対策はどうすればイイか?
択一式は前述したように慣れてくると70問1時間30分くらいで解答出来るようになります。
ですが、その域に達するまでにはそれなりの苦労が必要になります。
そのためにも出来るだけ問題演習では5択式の問題集を解くべきです。
問題集の中には1問1答式の問題集もありますが、正解を選ぶという部分においては5択式のほうが優れています。
直前期になるまでは、1問1答式の問題集でかまいませんが、感覚を磨くためにも直前期は5択式を推奨します。
択一式はとにかくスピードと集中力が命です。
これからの時期はその2つを心がけて勉強するといいでしょう。
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