トップページ >> 社労士試験 五択の攻略方法
択一式試験の攻略方法は?
社労士試験の最大の難関はなんと言っても択一式試験です。
ここ数年の社労士試験の合格基準点を見ると、選択式試験は基準点が下がる傾向にあり、さらに合格基準点を下回っても良いとされるいわゆる「科目補正」の措置が取られる可能性も高くなっています。
それに引き換え択一式試験は、合格基準点が上がる傾向にあり、科目毎の救済措置もここ数年行われた事がありません。
そのため、確実に合格するためには択一式試験はある程度の高得点を取る必要性が高くなっています。そんな択一式試験はどのように攻略すればいいのでしょうか?
五択形式の攻略方法
択一式試験は、五つの選択肢から正解を選ぶ五択形式が採用されています。
もちろんある程度のしっかりとしたベースとなる基礎知識がなければ攻略も何もありませんが、基礎となる知識が蓄えられて来たら五択試験特有の対策も有効になってきます。
ここでは本試験で役立つ五択形式の対策をいくつかご紹介してみようと思います。
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本試験で役立つ五択対策
1点勝負?それとも消去法?
A~Eの五つの選択肢の中からEの選択肢が正しいと決め打ちする手法を「1点勝負」、逆にA~Dは誤っていると思うのでEが正しいとする手法を「消去法」と呼ばせていただきます。
そして五つの選択肢の中から「正しい解答はどれか?」を選ぶパターンを「○(マル)問題」、逆に「誤っている解答はどれか?」を選ぶパターンを「×(バツ問題)」と呼ぶ事にします。
この前提で、基本的にはいわゆる○(マル)問題は消去法が有利で、×(バツ問題)は1点勝負が有利な傾向にあります。
正しい設問を探す場合、他の4つの選択肢は間違いつまり嘘をついているという事になりますので、消去法が有効になってきます。
逆に誤った設問を探す×(バツ問題)の方は、正解を除く4つの選択肢は正しい設問という事になります。しかし、細かい数値などが問題文で出された時その数値が本当に正しいかどうかの正確な知識が問われる事になります。
そのためA~Dまでの細かい数値が正しいかどうかわからなくても、Eの数値が絶対に間違っている!という1点勝負で解けば正解に辿り付けることになります。もちろん×(バツ問題)を消去法で解いたり反対のケースもありますので、テクニックの1つとして覚えておくと便利です。
選択肢は全部読まなきゃダメ?
「Aの選択肢が明らかに誤っているから正解だ!」と感じたとしても、もしかして勘違いかもしれないから残りの4つの選択肢は確認した方がいいのでしょうか?
これはあくまでも本試験であれば、Aの選択肢だけ見て解答し次の問題に進んで下さい
理由はいくつかありますが、まず第一に時間の短縮になります。択一式試験は3時間30分で70問を解答する試験ですので時間との戦いになります。時間短縮は効率的に解答するキーワードとなりますので、確信が持てるのであれば他の設問は飛ばしてもかまわないでしょう。
それと他の選択肢を読む事で迷いが生じてしまうケースがあります。しっかりと法律の学習をして試験に望んでいる方であれば、最初に閃いた解答が正解というケースが大半を占めています。見直しの時に書き直して正解を誤答にするケースは非常に多くなっていますので、その事を防ぐ為にも自信があるのなら残りの選択肢は飛ばすべきです。
ただあくまでもこの手法を使うのは本試験もしくは最終の模擬試験くらいにしておいて下さい。練習問題や過去問題を解くときは、全部の選択肢をキッチリと理解しておく必要がありますので、全ての選択肢に目を通す事が重要です。
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