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選択式試験の攻略方法は?
社労士試験の選択式試験は、恐怖症になってしまう人が出るほど一筋縄じゃいかない試験方式です。
選択式試験は、社労士試験の試験範囲のほぼ大半を理解していたとしても、たった1科目1つの条文の記憶が不十分だっただけで不合格になるある意味恐ろしい方式です。
たった1つの知識だけで多くの実力者が涙を飲んだ事もある選択式試験。そんな選択式試験に確固たる攻略法はあるのでしょうか?
選択式試験の解答法を更新しました >>>選択式試験の解答法はこちら
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選択式試験は恐れる事はない?
そんな恐怖の選択式試験ですが、私はそれほど恐れる事は無いと合格を目指し現在学習中の方には伝えています。
その理由としては、合格基準点がここ数年緩和されている事が最大の要因です。
こちらの過去数年の社労士試験の合格基準点を見ればわかると思いますが、特に平成20年以降に特にその傾向が顕著になっています。合格基準点を引き下げる「科目補正」の科目数も増え、合格点は25点を上回った年がありません。
そのため、ある程度の実力を持った人が「この問題は難しいな」と感じた科目は、相当程度難しい問題という事になり、合格基準点も下がる可能性が高くなります。
これまでは、絶対に各科目3点以上取らなければならない!という重圧がありましたが、今後は難関な問題であれば2点もしくは最悪1点でもいいという傾向に変わっていくかもしれません。
本試験で役立つ選択対策
選択式試験はとにかく粘る
まず選択式試験は、問題数を数多くこなしていれば本試験でも解答できるというモノではない!という意識を持って日頃から学習しておく事が大事です。
例えば問題集で何度も解いていた条文が本試験で出題されたとしても、問題の穴を空ける箇所が問題集と本試験で異なっていれば容易に解答できるものでもありません。つまり記憶だけが勝負を左右する試験方式ではないという事を理解しておきましょう。
そこで、模擬試験などで試してみて欲しいのが時間ギリギリまで粘って解答を探す訓練をする事です。
仮に全く知らない条文や白書からの出題だとしても、前後の文脈や選択肢をグルーピングしたりして、日本語として成立する文章を必死になって探して行けば、正解に辿り付く可能性は高まるはずです。ですので、日頃から数をこなす事よりも探す訓練をする事が選択式対策としてとても大事になってきます。
全く知らない箇所から出題されたら?
例えば平成22年の労働基準法の問題は、3問すべて最高裁判所の判例からの出題でした。それこそ山のようにある判例を全て記憶する事なんて絶対に不可能です。
この事から言える事は全く知らない箇所から出題されるのが当たり前という気構えを持っておくことが重要です。
あなたが見たことも無いような問題は、他の受験生も見たことが無い問題と思っていいでしょう。そのためにも前述した通り、粘って解答を探す訓練をしておく事がとても重要という事になります。
選択式試験の勉強方法は?
「今年の国民年金の問題は、ある資格学校の模擬試験とほぼ同じ問題だった」という話を耳にして、やっぱり選択式試験対策としては、数多く問題をこなしたり模擬試験を数多く受ける事が重要と考える受験生が多いようですが、私はその考えは危険だと考えます。
もちろん数多く学習する事は良い事ですが、前述した通り選択式試験は、多くの受験生が見たこともないような問題が出題されたりするものです。ですので、数多くこなすことも大事ですが、前述した通り解答を導く訓練が大事だと考えます。
その上で選択式対策として重要なのは、条文を多く読み込む事かもしれません。特に各科目の目的条文は、選択式でも択一式でも出題頻度が高くなっていますので、しっかりと読み込む事を推奨します。
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