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労災とは?
労働者災害補償保険法(以下「労災」と呼ぶ)は、業務上の事由又は通勤による労働者の負傷、疾病、障害又は死亡等に対して補償を行う為の法律です。
労災は、建築関連の仕事をしていた方であれば比較的なじみのある法律かもしれません。近年は過労死やウツ病などの労災認定も話題になっていますので、非常に重要な法律の一つです。
労災の難易度
労災はここ数年の社労士試験の中では、択一式に関しては比較的易しい問題が多く得点源にしたい科目の一つです。
ですが選択式は難問が出題される事がありますので、易しい科目と捕らえるのは危険かもしれません。
とはいえ、労災の事故が第三者から受けた場合などちょっとややこしいケースも出題される事もありますが、基礎をしっかりと学んでおけば確実に得点出来る科目ですのであまり難しい箇所に拘り過ぎないようにして下さい。
どのように勉強していくか?
労災を勉強していく時には「流れ」を掴んで学習していくと理解しやすいのではないでしょうか?
まず誰かが業務中にケガをした。その治療のために休んだ場合はどのような補償になるのか?またその負傷が治癒しない場合、どのような補償に切り替わっていくのか?というようなストーリーを持たせると理解が深まります。
労災の学習で最もやってはいけないことが「労災認定のケースを追及すること」です。
例えば休憩時間中にタバコを吸おうとしたら作業着に引火して火傷したケースは労災認定になるか?というような事例ばかりを追いかけることです。
労災認定の事例が出題される事もありますが、それこそ労災の認定事例を追いかけていたらキリがありません。
ちょっと気になる所かもしれませんが、過去に出題された例と模擬試験などを参考程度に追いかけておくくらいに止めておきたいですね。
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