トップページ >> 厚生年金保険法の勉強法
厚生年金保険法とは?
厚生年金保険法は(以下「厚生年金」と呼ぶ)、一般的には会社員や法人の役員のための年金制度を定めた法律です。
厚生年金といっても会社員の場合毎月の給料から保険料が天引きされていると思いますので、普段からあまり意識している人は少ないでしょう。
とはいえ近年は急速に進行する少子高齢化の影響で年金制度の破綻という話も出てきていますので、社労士の勉強を始めたキッカケで興味を持つようにしていきたい法律です。
厚生年金の難易度
厚生年金はここ数年それほど難しい問題はなく、基本的な知識で攻略できる問題が多くなっています。
ただ選択式試験に関しては時おり難易度が高い問題も出題されることもあるようですので、その点は要注意です。
総合的に見ると得点源とまではいきませんが、択一なら6~7点は確実に点は取れる科目だと思われます。
どのように勉強していくか?
厚生年金自体はとても複雑で難易度の高い法律ですので、年金だけをしっかりと理解しようとするならば、それだけで5年以上の歳月が必要になると言われています。
ただ前述した通り試験問題に関しては以外と素直な問題が多く基礎的な知識で得点できますので、年金を本当に理解するのは合格してからと割り切る事が大切です。
厚生年金は当然のことながら国民年金とかぶる部分も多いですので、厚生年金のテキストを読み込む時は常に傍らに国民年金のテキストを置いておき、わからなくなってきたら読み比べるようにすると混乱を防げます。
厚生年金は最終的には、労災・雇用保険・健保・国民年金という4つの科目を横断するやっかいな科目です。
一気に理解しようとせず、まずは老齢厚生年金と老齢基礎年金、次に障害厚生年金と障害基礎年金のようにまずは国民年金と重なる基礎的な部分を徹底的に学習していきましょう。
スポンサードリンク