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社労士試験の難関化
2015年の社労士試験の合格率は皆さんご存知かもしれません。合格率なんと2.6%、合格者数1051人(前年4156人)。
例年7~9%程度で推移していた社労士試験ですが、昨年は驚くほどの低合格率となりました。難関と呼ばれている司法書士試験ですら例年の合格率は3%程度第ですので、社労士試験は数字だけ見れば明らかに難関試験に入っていると言えるでしょう。
しかしだからと言って恐れる必要はありません。
合格点の推移
確かに合格率という数字だけ見れば上がっているのは間違いありませんが、試験自体の合格点に着目すればそれほど難関化したわけではありません。
選択式の合格点は21点でしかも労一、社一、健保、厚年は2点の救済が行われています。
択一式試験も45点が合格点ですので、試験自体の合格点自体は変化していません。もちろんその分中身が難しくなっていると言えるかもしれませんが、それは受験者全員同じ条件です。
合格率なんて意識しない
はじめから合格率を意識してしまうと、試験会場で「この中の誰が合格できるんだろうか?」という不安ばかり先立ちます。例え低い合格率でも合格している人は絶対にいますので、回りに飲まれたらその時点で終わってしまうでしょう。
試験に合格する人は、真剣に勉強を続け自分だけは絶対受かると信じている人が多数です。試験前に合格率なんて考えずに、まずはコツコツ勉強をし続けることが最も大事な要素です。とにかく自分を信じるしかありません。
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