定年後の再就職に役立つ資格ベスト4はどの資格?社労士は人気資格なのか?

2016年10月24日発売の週刊ダイヤモンドで人事コンサルタントの菅野宏三氏が、定年退職後の稼ぎ方に関するコラムを掲載している。

その中で定年後の再就職に役立つ資格が紹介されているが、どんな資格が選ばれているのか?

定年後の再就職に役立つ資格

 

ベスト4は?

まず今回のコラムは、定年退職後は年金とプラス10万円程度の収入があれば楽な老後が送れる。

そのためには再就職するための武器が必要。そんな時役立つ資格というコンセプト。

人事コンサルタントの菅野宏三氏が選んだ資格は下記の4つ。

1位 中小企業診断士

2位 社会保険労務士

3位 行政書士

4位 キャリアコンサルタント

理由としては、1位の中小企業診断士は、市役所などの公的機関で企業支援事業のアドバイザーとして働く事が可能なため。

2位の社労士は企業の総務、人事部門で嘱託として採用されやすい。

3位の行政書士は嘱託で許認可業務とかを請け負うことが出来る。

4位のキャリコンは、ハローワークなどの公的機関でアドバイザー等の働き口が用意されているからなんだそうだ。

詳しくは書店週刊ダイヤモンドを購入していただくか、dマガジン等のサービスを利用して確認して欲しい。

2位に社会保険労務士

菅野氏も2位に選出していたが、やはり社会保険労務士は定年退職後も大きな武器になることがわかります

定年後年金の補助的仕事をするのであれば、肉体労働はちょっと厳しい。

シニアに仕事を紹介するシルバー人材センターのような機関もあるが、紹介される仕事はあまり若い人がやりたがらないような単純労働の体を使う仕事がメインになる。

もちろん仕事があるだけいいのだろうが、出来れば体をあまり使わない仕事の方が負担は小さいだろう。

社労士の資格を取得していれば、中小企業のアドバイスも出来るし、専任の人事・総務を採用するよりも安く上がる。

年金の補助的で良いのであれば、開業して数社の顧問を取れば月10数万円くらいであれば、決して難しくないでしょう。

社労士の資格はそれだけ価値のある資格という事になります

社会保険労務士資格は、資格の学校TAC調べで人気資格ランキング2位という人気資格です

【コスパ最強】なぜ社会保険労務士は人気資格ランキングの2位なのか?

定年後に独立

定年後に今までの経験を活かし独立される方は多くいらっしゃいますが、社労士は定年後に独立開業される方が多い資格です

開業社労士の会合に行ってみればわかりますが、右も左も年配の方だらけです。

60歳なんて若手に分類されるんじゃないか?と思えるほど年配の方が多いのが大きな特徴です。

なんで年配の方の開業社労士が多くなるのかは?社労士という資格の特徴からなんでしょう。

  • 年金のアドバイスができる
  • 企業のコンサルタントができる
  • 肉体的な負荷が少ない
  • 労働者のアドバイスができる
  • 社長のよい相談役になれる

経験のある社労士が顧問についていてくれると社長さんは安心するものです。

もちろん、若くてバリバリと動いてくれる顧問も役に立ちますが、困っている時に話を聞いてくれる年配の顧問の存在は心強いもの。

社長さんっていつも孤独です。

その社長の孤独を埋めてくれる存在になれるのが社労士です

人生経験を存分に活かせる資格、それが社会保険労務士なんでしょう。

シルバー層も人材難

労働人口の減少により、現代の日本は深刻な人材難の時代に突入しています。

コンビニエンスストアやファミリーレストランが人手不足により24時間営業を取りやめるなど、人材難はこれからの経済に大きな影響が出ることが考えられます。

建築、医療、介護、物流、IT業界では人手不足により人の奪い合いが発生し、空前の売り手市場となっています。

そんな中、なんとシルバー層までも人材難の時代になっているんです

これから60歳どころか65歳、70歳、いや75歳を過ぎても当たり前に働く時代がやってきます

そのためにも、何かしらの武器を身に着けておけば定年後大きなアドバンテージを持てるはずです。

ある程度年齢を重ねてから肉体労働というのはキツイもの。

社労士であれば、頭脳と経験を活かして仕事をすることができますので、老後も無理なく仕事を続けることが出来るのです。

社労士の資格を取るのなら?

社労士資格は毎年70代の合格者が出ることもあるが、こちらの分布をみればわかる通りやはり多いのは30代~40代。

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※平成25年合格分布図 社会保険労務士試験オフィシャルサイトより

60代を過ぎてしまうとガクッと合格者数は少なくなってしまう。

年齢を重ねても記憶力が落ちるという事は人間の脳の構造上無いという話も聞くが、やはり覚えるのは年を取れば取るほど大変になる。

また難関資格を取得するためには、体力と気力も必要になるが、そんなものも年と共に衰えてくるもの。

老後の切り札として資格を押さえておきたい!社労士を取っておきたい!というのであれば、なるべく早い方がイイのは間違いありません。

30代、40代でしたら働きながら試験勉強して、ある程度の身体に負荷をかけても乗り切れます。

ですが、50代を過ぎて無理をしようとしても体が言うことを聞いてくれなくなってしまいます。

グズグズしていたらあっという間に50代、60代になってしまう。

資格を取りたいと思ったら即行動あるのみ!あなたはいつ本気になるの??

迷っているのであれば、まずはこちらのフォーサイトの社労士講座のお試しDVDを取り寄せてみましょう。

動かなければ何も始まりません。


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