「本試験には魔物が住んでいる」と資格学校の講師に言われたことが有ります。
一節によると難関国家試験や高校受験、大学受験の試験では、持っている力の7~8割程度しか出せない。
本試験に住む魔物のようなモノに飲み込まれてしまい、実力を出し切れずに涙を飲んでしまう。
そんな国家資格本試験に住む魔物のような存在を解説してみます。
本試験に住む魔物
本試験でしかあり得ないこと
多くの難関国家資格試験は、年に1回しか開催されません。
なかでも社会保険労務士試験には、原則科目別合格という制度はなく、1年で全ての科目で合格点を取る必要があるのです。
そう考えると本試験のプレッシャーは半端ない。
1年間、いろんな仕事を調整したり、家族に迷惑をかけたり、高いお金をかけて資格講座を受講したり・・・
大半の受験生は、多くの犠牲を払って年に1回の試験に挑んでいます。
それなのに一科目でもミスったら、一問でも基準点に届かなかったら・・・
また来年同じ勉強しなきゃいけないんだ!
そんな考えが本試験でふと浮かんで来たら、自然と自分を追い込んでしまっているのです。
そんなプレッシャーからなのか?本試験独特の雰囲気からなのか?
本試験では普段絶対にしないようなミスをしてしまうものです。
現に私の場合、普段なら絶対しないようなミスを3つもしてしまったのです。
1つは単純な計算ミス。
普段の学習なら絶対に間違えないような簡単な計算だったのに、帰宅後なんでこんなミスをしたのか信じられないほどでした。
もう1つはマークミス。
これも全くあり得ない。
見直しまでしてるのになぜ気が付かなかったのだろうか?
最後の1つは見直し時の解答変更。
見直しした時に、やっぱりこっちかもしれないと書き直した解答は、かなり高確率で間違っていることが多いものです。
そんなことわかっているのに、間違えるはずがないのに、間違えてしまう。
これが本試験に住む魔物と呼ばれる存在なのかもしれません。
本試験会場だけが持つ独特の緊張感とあり得ないような静寂が、冷静な気持ちをどこかに追いやってしまうのでしょうか?
魔物に撃ち勝つには!
どんな人でも多かれ少なかれ本試験に住む魔物というものに取り憑かれるものです。
魔物に勝とうとしたって、魔物なんて目に見えるものではありませんから勝てる訳がないんです。
だからこそ魔物に勝とうなんて思わない方がいんです。
本試験には独特の緊張感がつきまとう!
これが当たり前なんだと思って試験に臨むとイイでしょう。
本試験では、あり得ないようなミスは誰にでもあるものです。
とはいえ、そのミスがもしかして致命的になることだってあります。
それだけは何としても避けたい。
それを回避するには、圧倒的な問題演習量の数と経験が助けてくれるかもしれません。
社労士試験直前はどんな勉強をすればイイのか?問題演習を中心に学習してると、問題を解くスピードは格段に早まります。
スピードが早くなればなるほど、見直しの時間を十分に取ることが出来ます。
それによりあり得ないようなミスを未然に防ぐことも可能になります。
しかしそれでもミスは出る。
これが本試験にしかいない魔物の仕業なのかもしれません。
社労士試験に最短距離で合格するための勉強方法総まとめ
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